日々の読書記録など
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『大放言』
2015-09-29 Tue
大放言

『大放言』  新潮新書 百田 尚樹 (著)

私もテレビやインターネットのニュースを読んで百田氏に対する印象が悪く感じられたのだが、おそらく私と同じように思った人も多くいることだろう。
しかしこの本を読んだかぎりでは内容は至極まっとうな意見だと思う、べつに右翼的な感じはしない。それにけっこう笑える。
民主党の議員も国会で首相に向かってこの百田氏の発言を取り上げていたが、是非とも民主党や社民党は百田氏を国会に召集しておおいに意見を聞いてもらいたいものだ。
たぶん国会中継の視聴率もあがることだろう。百田氏も呼んでもらいたいと書いているのだから。
確かにマスコミも有名人の発言の一部を切り取り執拗に個人をたたくなど、インターネットが普及してからはさらにそれらに拍車がかかっていると思う。
社会全体が「大人の対応」ができなくなり非常にギスギスした日本社会になりつつあるようだ。それが会社でもまったく同じことがいえているように思う。
今回の安保法案などマスコミ各社が世論調査を繰り返しいかにも多くの国民が法案に反対するように煽動しているとしか思えない。あの煽り報道は見ていて非常に見苦しい。
あんなに法案反対のニュースを見せつけられれば、もし賛成とかいってしまえばマスコミにたたかれるのは必至だろう。
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『等伯 (上、下)』
2015-09-25 Fri
等伯上 等伯下

『等伯 (上、下)』  文春文庫 安部 龍太郎 (著)

山本兼一氏の狩野永徳を描いた「花鳥の夢」も読みごたえがあったが、こちらの長谷川等伯も同じくらい非常におもしろい。
著者の小説を書く気迫が、そのまま小説の主人公「等伯」の気迫としてよく描かれている内容だと思う。
以前からこの本が文庫本として出版されたら直ぐに読んでみようと思っていたが、それだけの価値のある内容だった。

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『螻蛄(けら)―シリーズ疫病神』 
2015-09-15 Tue
けら

『螻蛄(けら)―シリーズ疫病神』  新潮文庫 黒川 博行 (著)

「厄病神」シリーズの4作目、今回は巨大宗教法人の裏金にかかわる話。
信者から集めた巨額の資金を裏で好き勝手に使う法人幹部に目をつけた主人公のコンビがお金を掠め取ろうとするストーリ。
これもなかなか面白くいっきに読めた。
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『日本人はなぜ戦争へと向かったのか: 果てしなき戦線拡大編』
2015-09-10 Thu
日本人はなぜ-戦線拡大

『日本人はなぜ戦争へと向かったのか: 果てしなき戦線拡大編』 新潮文庫 NHKスペシャル取材班 (著)

開戦後のことが書かれてある。真珠湾攻撃で予想外の大勝をつかんだ日本は、大衆やメディアや軍の首脳部さえも今後の計画を楽観視しているところがあった。
政治家や軍人たちは将来の終戦えの何の計画もなく戦線を拡大していき泥縄式に対処していく。
非常時こそ強力なリーダーが必要なのだが、日本はそのように即断即決できるようなリーダーが出てくるような土壌じゃないと思う。
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『日本人はなぜ戦争へと向かったのか: メディアと民衆・指導者編』
2015-09-09 Wed
日本人はなぜ-メディア編

『日本人はなぜ戦争へと向かったのか: メディアと民衆・指導者編』 新潮文庫 NHKスペシャル取材班 (著)

私としては前回読んだ陸軍編にくらべこちらのほうが読みやすいし理解しやすかった。
一般大衆は戦争の被害者としてそして軍人(特にA級戦犯)が加害者としてよく報道されているが、
これを読む限りは政治家、新聞やラジオなどのメディア関係 そして戦争へと後押しをする一般世論 日本国民全体が加害者のような気がしてくる。
今も昔も日本の政治(家)はかわっていないような気がする、強力なリーダーが育たない出てこない政界というのは日本の国民性なのかもしれない。
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『日本人はなぜ戦争へと向かったのか: 外交・陸軍編』
2015-09-07 Mon
日本人はなぜ-陸軍編

『日本人はなぜ戦争へと向かったのか: 外交・陸軍編』 新潮文庫 NHKスペシャル取材班 (著)

結果的には井の中の蛙である日本が無謀にも世界相手に戦争を起こしたってことなのだろうか。(こんなことは前々から言われているが)
歴史はある場面だけ区切って語れるようなものではないと思う。
この本は満州事変の始まる数年まえからの歴史を中心に構成しているので全体を把握することはできないと思う。まあ参考程度といったところか。HNKもテレビで放映する以上長い歴史のながれを説明するには無理があるだろうからこんなものなのかもしれない。
ただ読者としてもわかったようなわからないような中途半端は内容に思えるのではないだろうか。
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『何者』
2015-09-02 Wed
何者

『何者』 新潮文庫 朝井 リョウ (著)

学生時代であればこの本を読んで面白いと思い友人にも薦めたであろうが、さすがに自分の歳だとそこまでは思わない。
この作者は初めて読んだが他の小説も若者を中心に描いた小説みたいなので進んで読む気はしないかも。
大学3年になり就職活動を仲の良いグループで始めるのだが、内定に焦る個人の虚栄心やプライドや羞恥心、嫉みや羨望などの心の葛藤を
SNSやツイッターなどの書き込みとしてうまく表現しているように思う。
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