日々の読書記録など
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『黙示』
2015-08-28 Fri
黙示

『黙示』 新潮文庫 真山 仁 (著)

温暖化や異常気象が引き起こす大旱魃や砂漠化現象、人口の爆発的増加により近い将来に起こりえるかもしれない世界的な食糧難に備え
自給率40%以下の日本はどのような対処をすべきなのか? なかなか思慮深い小説である。
日本の農業をどのようにしていくべきなのかを示唆しているかな。 なかなか興味深く面白かった。
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『握る男』
2015-08-24 Mon
握る男

『握る男』 角川文庫 原 宏一 (著)

昭和56年、両国のある小さな鮨屋で働き始めた16歳の小柄な男はあっという間に才能を発揮して、支店を出し 会社組織にし そして社長の座を奪い取り、数十年後には日本の外食産業を牛耳ってしまう。
兄弟子である金森と二人三脚で、ときには邪魔者を排除するため謀略を図り、作り上げた会社ではあったが 社長のあまりにも強引な経営方針に会社が内部崩壊し始める。
成り上がり社長の結末としてはあまりにもあっけないし、読了後もすっきりしない内容ではあるが まあまあ面白かったかな。
これは成り上がりのための指南書かな。
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『暗礁〈上、下〉』
2015-08-18 Tue
暗礁上  暗礁下

『暗礁〈上、下〉』 幻冬舎文庫 黒川 博行 (著)

厄病神シリーズの三作目、警察への贈賄の絡んだ賭け麻雀とはしらずに麻雀のメンツに駆り出された主人公。それがあとになり警察と運送会社の贈収賄事件の渦中に巻き込まれていく。
他のハードボイルド小説や警察小説と違いこのシリーズには殆ど殺人事件は発生しないのだが、それが却って妙にリアリティのある小説に感じる。
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『武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新』
2015-08-11 Tue
武士の家計簿

『武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新』  新潮新書 磯田 道史 (著)

江戸時代末期の加賀藩会計責任者の家庭の家計簿を古書店でみつけた著者は、その綿密に書かれた家計簿をもとに江戸時代の武士がどのような生活を送っていたのかを紐解いてみせる。
武士といえども下級武士は非常に困窮した生活を送っていたようだ。著者が説明しているようにあまりにも困窮しているため、
明治維新で身分制度がなくなったときにあまり反乱がおきなかったのは武士であるための必要経費があまりにも生活費を圧迫していたためであろう。
またその窮状を見ている町民や農民も武士にたいして羨望や嫉妬がおきなかったため、ヨーロッパのような自由革命がおこるような社会状況ではなかったようだ。
また明治維新になり官職と平民の年収は10倍近くにもなったため、多くの親は教育熱心になりわが子を海軍や官職につかせようと思っていたようだ。
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『戦後七〇年「右傾化」批判の正体』 
2015-08-07 Fri
戦後70年

『戦後七〇年「右傾化」批判の正体』 イースト新書 酒井 亨 (著)

至極全うな話である。マスコミなどは自民政権が戦争すようにな極右に傾いているような報道をするが、
戦後70年平和を貫き、また若い世代が少なくなり、安定をもとめ変化を嫌う高齢化世代の人口が多い日本で徴兵制などありえないと思う。
著者は精神科医の香山リカと楽天の三木谷を嫌っているようで、ことあるごとに引き合いにだしていて笑える。
またアニメに関しては非常に詳しく(大学で教えているのか?)後半部分はアニメに関して書いていて
ちょっと私には分からないアニメ語彙があった。
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『国家の暴走 安倍政権の世論操作術』
2015-08-04 Tue
国家の暴走

『国家の暴走 安倍政権の世論操作術』  角川oneテーマ21 新書  古賀 茂明 (著)

2014年9月に出版された本なので少し古い気がする。著者は自民党が嫌いなのではなく安倍が嫌いなのだということがよくわかる。
安保に関して安倍政権の暴走を止めようと書いた本であるが、著者自身もテレビで暴走してしまったのだが。
もと通産省だけあって経済再生の提言には読んでいてなるほどと思うところがあるのだが、安保に関しては殆ど提言といったことが書かれていない。
今のままでも日本がおかしなことしなければ世界の世論が日本に見方してくれるなんてこと書いてあったが、
世界の世論なんて自国の損得勘定だけで動いているのだから、まあ安保に関してはあまり読む価値はないかな。
ただ「徴兵制」とか「戦争」とか不安を煽ることしか書いていないように思う。
安保を除けば著者の考えは自民党そのものだと思う。
自民党は結党以来「改憲」が綱領なのだから 安倍政権でなくても安保法案のような話は出てくるだろう。
多くの日本国民が思っているだろうが、高齢化と人口減少に歯止めがかからない日本で戦争を起こすようなエネルギーが今の日本国民にないのはあきらかである。
もしそんなエネルギーが日本にあるのなら安保反対のデモももっと過激になっていると思うのだが、、、
「子供を戦争に行かせるな」「徴兵制反対」その他 いろいろとマスコミは安保反対を煽っているようだが多くの国民は冷ややかに見ていると思う。
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