日々の読書記録など
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『蒼煌』
2015-07-31 Fri
そうこう

『蒼煌』  文春文庫 黒川 博行 (著)

日本画壇の頂点 芸術院会員の座を射止めるため 投票権を持つ会員たちに大量の現金をばらまき選挙活動をおこなう日本芸術界の暗部を描いた内容。
けっこう面白かった。日本の書道界も同じようなものだと以前書道を習っているひとから聞いたことある。
ようは文化勲章だろうが文化功労賞だろうが金しだいってことかな。

あとがきを書いていた人は、文壇の世界や大学の学長選などでお金が飛び交うといった話は一切聞いたことがない と書いてあったが
ほんとだろうか? このような人たちは長生きさえしていれば文化○賞がもらえそうなのだから、やはり欲はでてくるんじゃないかな。
会社でもお金の絡む部署には不祥事は必ずおこってしまうのだから、歳をとっても人間の欲望は尽きることない。
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『信長影絵 上、下』
2015-07-24 Fri
信長影絵  信長影絵(下)

『信長影絵 上、下』 文春文庫 津本 陽 (著)

小説というより歴史解説書にちかい内容で少々読み辛かったかな。
歴史に名を残す時代の改革者、リーダーとはどのような人物なのかがよく解る内容である。
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『煙霞』
2015-07-16 Thu
煙霞

『煙霞』 文春文庫 黒川 博行 (著)

私立高校に非常勤講師として務める美術と音楽の教師が、悪徳理事長の隠し資産の金塊を盗もうとする事件に巻き込まれてしまう話。
ありえない話だが笑える箇所もあり私が読んだ著者の小説のなかでは一番面白かった。
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『さらば、荒野』 
2015-07-13 Mon
さらば荒野

『さらば、荒野』 角川文庫 北方 謙三 (著)

30年も前に出版された小説なので、さすがに内容もセピア色みたいに感じる。
北方 謙三といえばハードボイルド小説であるが 私としては中国の古典を扱った小説のほうが面白い。
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『無私の日本人』 
2015-07-08 Wed
無私の日本人

『無私の日本人』 文春文庫 磯田 道史 (著)

江戸時代の後期、教科書にはでてこない世間ではあまり知られていない3人の人物を描いた内容。
仙台藩吉岡宿の穀田屋十三郎、中根東里、太田垣蓮月(女性)の3人、私欲なく民衆に尽くした人々である。
穀田屋十三郎においては家訓として「民衆に尽くしたことは世間に口外してはならぬと」家族に言い残し亡くなったそうである。
著者のあとがきにもあるように、今後衰退必至の日本社会に於いて、このような先人達がいたことを記憶に留めておくべきだろう。
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『ハゲタカ4 グリード(上、下)』 
2015-07-01 Wed
グリード4上 グリード4下

『ハゲタカ4 グリード(上、下)』  講談社文庫 真山 仁 (著)

サブプライムローン問題を契機にアメリカの金融市場が壊れていくなか日本とアメリカの投資会社による 巨大アメリカ企業の壮絶なる買収合戦。
現実には莫大な財力を背景にしたアメリカの投資会社に日本が歯向うなんてありえないだろが、小説の中だけでもすっきりした結末でよかった。
そういう意味では今回のハゲタカはなかなかおもしろかった、次回作が望まれる。
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