日々の読書記録など
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『BT’63(上、下)』
2015-03-26 Thu
BT63上 BT63下

『BT’63(上、下)』 講談社文庫 池井戸 潤 (著)

ある日主人公である琢磨は5年前に亡くなった父の遺品の中から父が結婚前に努めていた運送会社時代に保存してあった変わった制服を見つけ出す。
袖口に腕を通すと見たこともない空間が目の前にに広がり意識が遠のいてしまう。何度か同じような体験を繰り返すうちに
これは父が体験した40年以上まえの光景であることが判明する。40年以上も前に倒産した会社で父がどのような経緯で今に至ったのか。 結婚前の父の意識と同化した主人公はその夢のような記憶を頼りに 父が辿った苦難の道そして自分になにを残してくれたのかを調べ始める。
簡単にいえば過去がみえるといった内容 ただ過去に戻って何かをするわけではないので それによって主人公の人生が変わるわけではないのでバックツーザフュチャー とはちょっと違うかな。

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『一死、大罪を謝す―陸軍大臣阿南惟幾』
2015-03-20 Fri
一死をもって大罪

『一死、大罪を謝す―陸軍大臣阿南惟幾』 PHP文庫 角田 房子 (著)

「一死 大罪を謝し奉る」これは終戦の8月15日 当時の陸軍大臣 阿南惟幾が割腹自殺を遂げた時の遺言でかなり有名である。
才気、カリスマ性を感じさせないいわゆる凡人に近い人だったようで 前半の生い立ちを語った部分は読んでいて飽きるぐらいだったが、
後半の終戦2か月くらい前からの部分は読みごたえがあったと思う。
日本人としては彼の気持ちがよくわかる。もし終戦時に誰かが責任をとって割腹自殺をしなければいけなかったとしたら
東条英機ではなく やはり阿南惟幾が一番の候補ではなかっただろうか。
彼が一番の悪役ということではなく 日本国民や軍人に政府としての気持ちを伝えるための職責としてだが。
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『貸し込み(上、下)』
2015-03-12 Thu
貸し込み上 貸し込み下

『貸し込み(上、下)』 角川文庫 黒木 亮 (著)

バブル期の日本の大手銀行のでたらめな融資ぶりを描いた小説。
仕事が忙しすぎて本読む暇がない。
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『黒い看護婦―福岡四人組保険金連続殺人』
2015-03-02 Mon
黒い看護婦
『黒い看護婦―福岡四人組保険金連続殺人』  新潮文庫 森 功 (著)

平成10年 福岡で起きた実際の事件をルポした内容。
同じ看護学校出身の4人の看護婦が保険金目当てに身内の人間を殺害していく話。以前に読んだ『消された一家―北九州・連続監禁殺人事件』も戦慄を憶える内容であったがこちらも非常に残酷極まりない内容。
こちらは医療技術を駆使した殺害方法であるため被害者は長い間苦しまずに死んでいる。
主犯者は高校時代から素行が悪くだましてクラスメートのお金を集めたようだ。卒業時には同級生らが「あの人が看護婦にになったたとんでもないことになる」と言って反対運動まで起きたそうだ。
主犯者以外は知らず知らずに主犯者に恐喝・洗脳され殺害に手をだしたようだが、あまりにも精神的に耐えられず一人が警察に駆け込み、この事件が発覚したようだ。もし警察への駆け込みがなければあと何人殺害されていたかわからない。
殺害の実行にあたりけっこう杜撰なところもあるのだが、現実的には内通者がいなければこのような事件は表に出ることはないのかもしれない。
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