日々の読書記録など
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『掏摸(スリ)』
2014-07-30 Wed
スリ
『掏摸(スリ)』 河出文庫 中村 文則 (著)

文庫本の帯に 「大江健三郎賞を受賞し、各国で翻訳されたベストセラー、、、、」 なんて書かれてあったので読んでみたが、ぜんぜん面白くなかった。
スリを生業とする主人公が何のために三つの難しいスリをしなければならないのか、最後には全てがわかるのだろうと思い読んでみたが
結局なにもわからなかった。
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『落日の宴 勘定奉行川路聖謨(上、下)』 
2014-07-29 Tue
落日の宴(上)落日の宴(下)

『落日の宴 勘定奉行川路聖謨(上、下)』 講談社文庫 吉村 昭 (著)

幕末の時代に開国を迫るロシアやアメリカに対し、一歩も引けを取らず威厳をもって外国との交渉にあったた勘定奉行 川路聖謨の話。
九州日田藩の貧しい下級武士の生まれである彼は、太平の時代であれば日の目をみることのない生涯だったのかもしれないが、
激動の幕末時代が彼を必要とし幕府の中枢に登用されながらも常に清貧をこころがけ外国との交渉を巧みにこなしていく。
晩年は卒中に倒れ半身不随となり、幕府の倒壊がまぬがれないと悟ると割腹自殺を試みるが、半身不随のため遂げられず、翌日ピストルで自殺してしまう。
日本のためというよりは徳川幕府にたいして終世を尽くした人物。
幕府側からみた幕末史であり、歴史のおさらいにはちょうどいいかもしれない。
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『中国の大問題』
2014-07-17 Thu
中国の大問題

『中国の大問題』 PHP新書 丹羽 宇一郎 (著)

著者は民主党政権時代に中国の特命全権大使として中国に赴いていたが、伊藤忠商事のトップとして辣腕を振るったことでも有名。
中国の大使になったことをニュースで聞いたときには期待していたのだが、政権自体が短命であったため残念である。
中国の問題点をあつかった内容かと思いきや、これは中国とは切っても切れない関係の「日本の大問題」をあつかった内容である。
「親中派」を自他ともに認める著者だけあり日本人には耳の痛い話かな?今や経済大国第二位の中国、20年後には ほぼ間違いなく一位になるであろうと言っている。
読んでいて 江戸末期の開国派と尊王攘夷派の対立のように思えてきた。今の日本は攘夷派(つまりは中国をあまりよく思っていない)が多いようだが、著者は明らかに開国派である。
簡単にいえば 他の国々は中国に取り入ろうとしているに、日本は喧嘩ばかりして、ここは他の国をみならい譲歩してでも中国におもねるしかないと言っているのだ。
今の日本は少子化で バカばかりが増えてきているのに今の中国に勝てるはずがないととも。
マスコミは中国バブルのはじけるようなことを言って煽ってはいるが、小さな国のギリシャ危機に対してでさえ他ユーロ国が支援したのだから、
もし中国に経済危機がきたら他の国がほっておくはずがない、よってまだまだ中国にはのびしろがあるとも言っている。

もうここらで日本は中国にはかなわないことを自覚しなければならないと思う。マスコミも嫌中情報を流し過ぎではないだろうか。
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『史記 武帝紀 4』
2014-07-15 Tue
史記4

『史記 武帝紀 4』 時代小説文庫 北方 謙三 (著)

北の匈奴の脅威もなくなり十数年一層独裁色を強める武帝(劉徹)に対し誰も意見するものもいなくなる。
司馬遷の父は皇帝一大行事である泰山封禅に参列できずに憤死してしまう。そして司馬遷は父の志を継ぐべく漢の歴史を編纂することを誓う。
そして衛青も昔負った古傷がもとで病没してしまう。
すっかり弱くなった漢の軍隊、その中で以前の有名な武将李広の孫である若き李陵が頭角を現し始める。
沈黙を守っていた匈奴、単于烏維(オイ)が病没し、そのあとを センシロウ、コウリコ、ショウテイコウ へと目まぐるしく単于が代わっていくなか武将である頭屠(トト)は
匈奴の地を奪還すべく数万の強力な騎馬兵を育てあげていく。そして漢への戦いを開始する。
連戦連敗を続ける漢、匈奴を懐柔しようと李陵の親友である蘇武が単于庭へと派遣されるのだが、思わぬ嫌疑をかけられ自殺を試みるが、匈奴に助けられそのまま捕虜となってしまう。

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『被取締役新入社員』 
2014-07-10 Thu
被取締役新入社員
『被取締役新入社員』 講談社文庫 安藤 祐介 (著)

子供のころから愚図でのろまでいじめにあっていた主人公、どこの会社で働いてもすぐに解雇される。ダメもとで受けた超一流企業に就職してしまう。
彼の業務は周りの優秀な社員のストレスのはけ口として立振舞い、会社の融和をはかりひいては業績アップに繋げることである。
バカボンのパパが一流企業に就職するようなドタバタコメディー小説みたいなもの。
最後はそんな彼にも運が巡ってきて、思わぬ業績をあげてしうのだが、どうせ荒唐無稽な悲喜劇の小説なのだからもう少しはじけるような笑いがあってもよかったと思う。
少しきれいに収まりすぎかな。
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『テレビに映る中国の97%は嘘である』 
2014-07-08 Tue
テレビに映る97

『テレビに映る中国の97%は嘘である』 講談社プラスアルファ新書』 小林 史憲 (著)

タイトルが面白いので図書館で借りてみたのだが、どこが97%嘘なのか さっぱり理解できない内容である。マスメディアで報道されているのと97%同じであるように思えるのだが。
著者はテレビ局の報道記者として長く中国に滞在し21回も中国の公安関係者に拘束されたと書かれてはいるが、そのわりには内容が薄いのではないだろうか。
日本のODAによって建設されたチベット民族のための教育施設、実態は建設を途中で放棄して共産党幹部がその私腹を肥やしているようだが
そのような話もよくきく内容である。 タイトルのわりには中身の薄い内容であった。
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『松下幸之助 経営の神様とよばれた男』 
2014-07-07 Mon
松下幸之助

『松下幸之助 経営の神様とよばれた男』 PHP文庫 北 康利 (著)

日本人であれば誰もが知っている松下幸之助、でも今の十代、二十代の年代では知らない人も多いのではないだろうか。
現在は日本の主要電機産業業界すべての売上を合計しても韓国サムスンには遠く及ばない、もし彼がまだ存命であればどのような手腕を発揮したであろうか。
彼はすでに中国や韓国の急騰は想像していたようで、周囲には警告を発していたようだ。
彼の功績は書きようもないほど大であるが、晩年日本の政治を憂いて創設した松下政経塾は今のところ大きな功績は出せていないようだ。
なにせ卒業生の一番の有名人は元首相 野田氏である。今後傑出した政治家が出てくることを望むのだが。
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『史記 武帝紀 3』 
2014-07-02 Wed
史記3

『史記 武帝紀 3』 時代小説文庫 北方 謙三 (著)

最高の地位まで登りつめた衛青とその甥である霍去病、最後の一撃を加えるため西と東側から匈奴を追い詰める戦いに挑む。方匈奴の王(単于)の首は獲れなかったものの厳寒の地まで匈奴を追いやる。
北の脅威がなくなり40歳になった武帝(劉徹)は政治改革や官僚改革に乗り出す。そして西側の国やインドとの交易を模索し始める。
独裁色を強めていく武帝、そんなおり突然霍去病が病没してしまう。
いままで帝のために邪魔者を影で排除してきた文官 張湯も今では劉徹に疎ましく思われるようになり、最後には自殺に追い込まれる。
また匈奴の王(伊穉斜(いちさ))も病没し、長男である烏維(オイ)が新たなに王(単于)となり、奪われた地の奪還を誓う。
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