日々の読書記録など
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『グローバル経済に殺される韓国 打ち勝つ日本』
2012-11-29 Thu
グローバル経済に

『グローバル経済に殺される韓国 打ち勝つ日本』 徳間書店  三橋貴明 (著)

著者は最近TVで見かける、「異端児の経済評論家」として有名みたい。
本書は現在サムスンに代表されるように経済発展めざましい韓国の悪口を言っているわけではなく、
韓国のような経済政策をとりつつある日本に対し、韓国のようになるなと警鐘を鳴らしているのだ。
著者は反TPP論者としても有名である。また現在自民党総裁が言っている「デフレ脱却のための日銀と協調しての金融緩和」
を強く推奨している。まさに安倍氏は著者の本でも読んでいるんじゃないかと思ってしまう。

賛否両論あるだろうが非常に理解しやすい内容である。たしかにそれほど韓国が急成長し国民が潤っているのであれば、あれほど高い自殺率はありえないだろう。
また上位の数社が貿易の大半を占めたり、またそれらの会社の株の半分以上が外資が占めるなどのいびつな産業構造であることは間違いない。
日本はこうはなって欲しくない。
私もグローバル企業に勤めているが、コストを少なくつまりは人件費の安い中国に人も給与も安いところに収斂していき
国内においてもまた派遣や外部委託への依存が高まるばかり。まさに空洞化、ほんとにこれでいいのだろうかと思わざるえない。
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『東京プリズン』
2012-11-13 Tue
東京プリズン

『東京プリズン』 河出書房新社 赤坂 真理 (著)

私としてはちょっと読み辛い内容であった。なのであまり面白くなかった。時代や場面がころころ変わり「神との対話」を読んでいるような感じもした。
1981年の時16歳の著者がアメリカの学校で「昭和天皇の戦争責任」について論戦を行うといった内容である。
同世代の自分としてもどのように考えているかは興味があり読んでみた。著者の論旨はわかったつもりである。
天皇が「耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び」と言った、日本人にしか伝わりそうにない言葉を著者なりに表現したのではないだろうか。
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『民主瓦解: 政界大混迷への300日』
2012-11-08 Thu
民主瓦解
『民主瓦解: 政界大混迷への300日』  新潮社 読売新聞政治部 (著)

野田政権の発足から今までのことを読売新聞の記事をベースに記したものである。よって鳩山や菅政権については書かれていない。
私は新聞を購読していないので今までの流れがよくわかったが、新聞を読んでいる人にとってはあまり読む価値はないように思う。
元々民主党の発足自体「打倒自民党」を掲げた主義主張の異なる「寄り合い所帯」的な集団のため、
与党になった時点からいづれは分裂するのではと危惧されいたので、なるようになっただけなのかもしれない。
新人議員から当選回数の多い議員まで誰でも発言できる自由闊達な雰囲気はいいかもしれないが、政党政治という観点からはかけはなれた
あまりにも無秩序な集団だったのかもしれない。
あまりにも前の二人の総理が無策、無成果だったため消費税増税を決めた野田総理は歴史に名を残すことになりそうだ。
しかしながら鳩山政権時代の社民党の与党離脱から小沢グループの離脱まで砂山が崩れるがごとく民主党の離脱者が増えているのだから
既に民主党は崩壊してしまっているのではないだろうか。無理に政権を維持するより早いところ解散して選挙してもよいのでは。
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『昭和天皇』
2012-11-01 Thu
昭和天皇
『昭和天皇』 中公新書 古川 隆久 (著)

以前にハーバート・ビックスの「昭和天皇」を読んだことあるがこれは昭和天皇に戦争責任ありとして批判的に書いていたと記憶している。
それにたいし著者は戦争責任は天皇自身も認めていることであるとしながらも当時の政治や社会情勢から鑑み、それを押さえる権力はなかった
とし、昭和天皇にたいしどちらかといえば擁護論を記しているように思う。また色々な参考文献を調べているので信頼性の高い論文ではないだろうか。
やはり日本人が書いた内容だけに行間には昭和天皇に対する同情心が垣間見れる。やはり翻訳されたハーバート・ビックスの「昭和天皇」では
著者の気持が伺えないというか日本人にしか理解できないところがあると思う。
この本を読みながらアメリカの映画で清の皇帝溥儀を描いた「ラストエンペラー」を思い出したが、
時代が許せば昭和天皇を描いた日本人の監督による映画を作成してもらいたいものだ。
現代でも「昭和天皇」は政治問題にされるため今は無理だろうが。
昭和天皇に対しては賛否両論あるが、この本を読めば日本人であれば良し悪しは別として何らかの感想を持たざるえないであろう。
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