日々の読書記録など
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『張り込み姫: 君たちに明日はない3』
2012-05-30 Wed
張り込み姫
『張り込み姫: 君たちに明日はない3』 新潮文庫 垣根 涼介 (著)

前2作を読んでいたのでこれも読んでみることに。
主人公は企業のリストラを請け負う専門のコンサルティング会社。
企業からの依頼によりリストラのターゲットになる社員と面接をし自主的に退社へと促すのが主人公の仕事。
内容は自動車関連企業、旅行業、出版業界など数話に分かれている。
前作でもそうだが、その業界特有の収益構造や業界体質などよくわかり私にとって非常に興味を持って読める。
評論はあまり芳しくはないが 私はおもしろいと思う。
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『共喰い』
2012-05-25 Fri
共食い

『共喰い』  集英社 田中 慎弥 (著)

作家自身が話題になったのでこの芥川賞受賞作品を読んでみた。
まあ私にとっては面白くはないね。太田光の本よりは面白いけど。
純文学の部類に入るのだろうか、、、このような内容であれば若い時の村上龍のほうがよっぽど面白い。
たぶん数か月たてば私は内容を忘れてしまうだろう、、
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『ルポ 賃金差別』 
2012-05-24 Thu
賃金差別
『ルポ 賃金差別』  ちくま新書 竹信 三恵子 (著)

最近は100円で販売している缶コーヒーの自動販売機が増えてきたように思う。それを見ると世の中デフレまっしぐらだな~と感じてしまう。
この本は主にパートや派遣労働者の女性をメインに書かれている、著者はジェンダー論者なのだろう。
特異な例をあげすぎのような気がするが。また格差とは言わずに「差別」と言い切るところも少し気になる。格差となれば本人のモチベーションを向上させる作用もするが差別となれば法律などで規制するしかないのかもしれない。
差別なのか格差なのか読んでいてときどき疑問を感じてしまうが、そもそも賃金の格差が拡大してきた背景には今のデフレ不況や少子高齢化や財政赤字、グローバル化などが影響しているのは周知の事実である。そのことにはあまり触れず女性差別を前面に掲げた内容には少し違和感を感じる。
まあ あまり面白い内容ではなかった。
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『涙はふくな、凍るまで』
2012-05-21 Mon
涙はふくな凍るまで
『涙はふくな、凍るまで』 講談社文庫 大沢 在昌 (著)

前回読んだ「走らなあかん、夜明けまで」がわりと面白かったので 読んでみた。
主人公は同じで前回は関西のやくざの絡んだ事件に巻き込まれたが、今回は北海道でロシアのマフィアとのトラブルに巻き込まれてしまう。
それなりに面白いが、やはり最初の物語と比べてしまうとある程度オチが想像できてしまうのでいま一つだった。
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金環日食
2012-05-21 Mon
にっしょく2
にっしょく1
普通のデジカメでなにもせず普通に撮りました。私のもっている初代のCanon EOS Kissより性能いいかも、、、
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『三匹のおっさん』 
2012-05-16 Wed
三匹のおっさん
『三匹のおっさん』  文春文庫 有川 浩 (著)

還暦を迎えた幼なじみの3人が町の防犯のために夜回りを始めるお話。
痛快現代活劇小説っといった感じでコミック誌のように読めた。
団塊世代を意識した小説かな?、、
勧善懲悪物なので読了後は爽快であるが、ただ面白いのみで私にとっては何か物足りない。
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『あんぽん 孫正義伝』 
2012-05-14 Mon
あんぽん
『あんぽん 孫正義伝』 小学館 佐野 眞一 (著)

著者の本は数冊読んだことあり、テーマとなる人物を礼賛するような内容はまったく書かない著者なので、この本に関しても著者がソフトバンク社長の孫氏にたいしてどのような評価をするのか興味があり読んでみたくなった。恥ずかしながら私はこの本を読むまで孫氏が在日(韓国)の人間だとは知らなかった。
私はどうしても孫氏のギャンブル(山師)的な感じがぬぐえない。それは、朝日TVを買収しようとしたことや、ボーダフォンや球団を買収したことなどやることが大きすぎるためなのかもしれない。それも会社としてソフトバンクが紙面を賑わすのではなく孫正義個人をマスコミが取り上げられるためどうしてもそのような感情になってしまうのかもしれない。
TV局の買収や球団経営は 楽天やホリエモンもやってきたことではあるが、孫氏は彼らより2歩も3歩も先を見据えた経営をしているということであり、両氏とも孫氏には足元にも及ばないだろう。
孫氏が松下幸之助や本田宗一郎のように語られるのか もしくは単なるギャンブラーとして語られるかはあと30年ほど待たなければいけにないのかもしれないが、現時点では歴史に残る日本のオピニオンリーダーとして語られる資格は十分に持っているように思う。
今の孫氏(ソフトバンク)があるのは祖父が朝鮮から日本に炭鉱労働者として渡り、在日という差別や多くの辛酸をなめてきた孫家3代に亘る血がそうさせるのであろう。本書は孫氏のインタビューより父親のインタビューに多くの紙面がさかれていて孫正義氏の内容というよりは孫家の歴史みたいな本であるが読んでいて非常におもしろい。

孫氏が提言する「社会を豊かにする情報革命」に対し著者は「人間の本当の価値を決める”知の高等線”を一切なくしたフラットな社会に人間は本当に耐えられるかということである。一見平等なその社会は、おそろしく退屈で人間の努力や生真面目さを奪う結果になるのではないか。そんな世界が本当に実現したらなにを糧に何を目標に生きていけばいいのかわからない人間が大量に生まれ、、、」

私も読んでいてそのへんが非常に気になっていた。何でもすべてがいいということはありえないのだから。
これは啓発本ではないがビジネスに興味があれば一読の価値があると思う。
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『政界汚染』
2012-05-10 Thu
政界汚染
『政界汚染』 文春文庫 濱 嘉之 (著)

読み始めたときはいかにもどんよりとした暗い殺人場面から始まったので本の選択失敗したかな~と思ったのだが、
だんだん読み進むにつれのめり込んでしまった。
巨額な医療診療利益に群がる政界と暴力団の暗い闇を暴こうとする公安と警視庁の話である。
私はあまり刑事小説は読まないのだが この本はなかなかリアリティーがあり面白かった。
著者は元公安出身だけあり他の刑事小説にくらべ実際にありそうな犯罪ではないかと思ってしまった。
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『人事の嵐』
2012-05-07 Mon
人事の嵐
『人事の嵐』 新潮文庫 高杉 良 (著)

過去の著者の作品の中からトップの人事に関わる小説をピックアップして短編集として出版されたと思われるが、少し時代が古すぎていま時代とはマッチしない感じがする。
それでも未だに大企業でも世襲、情人人事はあるのかもしれない。
今はリストラなんてどこの企業でも行ってること、社員も以前にもまして道具の一部のように取り扱われる世の中、確かにサラリーマンにとってその企業のトップがどう変わるかにより自分のサラリーマン生命も左右されるが私なんかそんなこと考える余裕もない。自分の立場や仕事を考えるだけでいっぱいいっぱいだ。
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『亡国のイージス (上、下)』
2012-05-01 Tue
亡国のイージス

『亡国のイージス (上、下)』 講談社文庫 福井 晴敏 (著)

長編小説で読むのに時間がかかってしまった。2005年に映画化されたようだが評価はいまいちのようだ。
現在の自衛隊のありかたを問う内容だと思う。著者の日本国の国防を憂う気持がよく表現されているのではないだろうか。
アメリカに頼った現在の国家防衛戦略にたいし厳しい批判はしているが、小説じたいは右翼、左翼化傾向はなく中庸といったところだろう。海外にくらべ平和ボケした日本人とよく言われるが それにたいし一石を投じた小説だろう。
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