日々の読書記録など
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『あの演説はなぜ人を動かしたのか』
2011-04-26 Tue
あの演説はなぜ人を

『あの演説はなぜ人を動かしたのか』 PHP新書 川上 徹也 (著)

小泉純一郎、田中角栄、オバマ、ブッシュ、ケネディ、ルーズベルト、キング牧師の名演説を例にあげて何故
大衆の心を揺さぶる演説なのかを解説した内容。
私はオバマやブッシュの演説を読んでみてもあまり感動はしなかったのだが。日本とアメリカでは歴史が違うので根本的に人々の心の琴線に触れる内容が異なるように思う。
アメリカの大統領は困難に立ち向かうため必ずアメリカ建国時の開拓者魂と自由と平等の精神を喚起させる演説を行っているのだ。日本で明治維新の開国時の精神を訴えてもしらけるばかりだと思う。終戦後の精神を述べたところで敗北・自虐意識のつよい国民にとって逆効果かもしれないし、、、
今この時期だからこそ、現総理に日本国民の心を揺さぶる演説をしてもらいたいものだ。でも菅首相じゃ無理かな~。TVでは日本人の団結意識を高めるCMが続いているが、だんだんとしらけてきたようにも思える
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『暗殺国家ロシア』
2011-04-22 Fri
暗殺国家ロシア

『暗殺国家ロシア』 新潮社 福田 ますみ (著)

ロシアの小さな新聞社「ノーバヤガゼータ」のジャーナリストたちを取材した内容。
この小さな新聞社は、ロシアのほとんどのマスコミ(TV、新聞社)が政権の管理の下に置かれているにも関わらず、唯一報道の自由を貫き通し現政権を批判している新聞社だそうだ。過去にこの新聞社の関係者が6人も暗殺されているにも関わらず未だに事件は未解決のまま。つまり政府や強大な権力者が関係した暗殺であるため殺人事件は葬り去られてしまうのだ。
政権を批判する自由な報道がゆるされる日本でこのような事件が発生すれば激震がはしるだろが、現政府におもねる報道しかしない、そして殺人事件も多発するロシアにとっては国民も慣れて(諦めて)しまいさほど注目されないようだ。プーチン政権になってからは特に言論封殺が酷くなったようだ。これはプーチンが元KGBであり警察の権力が強化されたためだそうだ。
以前にイギリスで起きた放射能毒薬を使った殺害事件は世界でも大々的に報道されたが、ロシア人にとってみれば
報道はされないが政府が関与していることは衆目の一致するところでさほど驚くことでもないのだろう。。中国も同じようなもの??だろうけど、こんな国と日本は北方領土返還の交渉しているのだから、返還は難しいだろうな~。
以前にこの著者の『でっちあげ』(モンスターペアレントに関する事件)を読んだが、『でっちあげ』のほうが断然おもしろい。この本は著者が事件を直接調査したわけではなく、通訳を介したロシアのジャーナリストたちとのインタビューなのでどうしても迫力、信憑性に欠けるのだ。 でもまあまあ面白かった。
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『KAGEROU』
2011-04-19 Tue
KAGEROU
『KAGEROU』 ポプラ社 齋藤 智裕 (著)

話題になった本ではあるが内容については評判が悪かったので期待せず読んでみた。
図書館で借りたので、まあまあかなといった感じ『マボロシの鳥』(新潮社  太田 光)よりはましである。
自腹(1500円)で買っていたら辛口になっていただろうけど。著者の言わんとしていることも解るし物語の発想も悪くはないが内容が薄すぎる。自殺願望者を主人公にしているがまったくリアリティのない主人公になっている。
他の小説や参考資料などを読み込んで書けばもう少し内容に厚さが増すのかな?この手の小説を書くのであれば村上龍に教えを請えばいいかもしれない。

命の大切さを書きたかったみたいだけどオカルトぽい小説になっている。2時間もあれば十分に読める内容である。
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『かばん屋の相続』
2011-04-18 Mon
かばん屋の相続

『かばん屋の相続』 文春文庫 池井戸 潤 (著)

銀行の行員を主人公にした6話の短編集。以前に読んだ『オレたち花のバブル組』は爽快感ある内容であったが、今回は現実感ある内容である。
つまりは世の中そんなに甘くなく、会社を存続させようと中小企業の経営者が無理な借金をしたあげく夜逃げしてしまうとか、連帯保証人になったおかげで連鎖倒産したりと無残な結果になってしまう内容。
著者は元銀行員、銀行員の立場からみたら世の中がどのように見えるのかがうまく描かれているのではないだろうか。
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『黒い陽炎 県「闇融資」究明の記録』
2011-04-15 Fri
黒い陽炎

『黒い陽炎 県「闇融資」究明の記録』 リーダーズノート新書 高知新聞編集局取材班 (著)

2001年に単行本として刊行された本を今年新書化されたもの。約20年ほど前に高知県庁が再建の見込みもたたないような一般アパレル企業に対し高知県庁が約20億円強の融資をしたことえの背任罪を記事にしたないよう。
既に判決済みで当時の副知事を含む事件に関与した県庁職員数名が実刑となっている。
事件の背景には同和対策問題や暴力団関係などが絡み、「弱者に強く」「強者に弱い」といったことなかれ主義の行政姿勢が窺える。個人としてみた場合は公務に実直に服する有能な職員が殆どなのであろうが、事なかれ主義や昔からの悪し慣習などが組織として犯罪を犯してしまうのだろう。
たぶんこのような問題は他の多くの自治体でも抱えていることだと思う。一罰百戒ではないがこのように実刑(懲役刑)として審判されることは他の自治体への戒めにもなりまた新聞や地域住民も行政に関心をもつことに繋がるのだろう。
小説とは違い盛り上がりのない文章ではあるが、実に丁寧な取材を積み重ねてきておりインターネットなどのニュースでは見れない内容である。しかしこれぞ新聞記者(新聞社)の真骨頂、なかなかに読み応えのある本であった。
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『体験ルポ 国会議員に立候補する』
2011-04-13 Wed
国会議員に立候補する
『体験ルポ 国会議員に立候補する』 文春新書 若林 亜紀 (著)
著者は特殊法人に在職中に天下りの実態を内部告発した後辞職し、現在はジャーナリストとして公務員に関する問題を扱っている。その著者が前回の参議院選挙での体験を書いた本。みんなの党から比例区代表として立候補、しかし結果は惨敗だったようだ。
選挙に興味があれば少しは参考になるが、そうでなければあまり中身のある内容とは思えない。著者自身は本も出しているし、TVにもたまに出演していたので知名度はそこそこあったようだが、やはり選挙はそれほど甘くなかったようだ。
著者の行政改革、公務員問題、無駄削減などの論旨は理解できるが、国家像、国政に対する考え方がこの本を読むかぎりではまったく伝わってこない。なので次に著者がまた立候補しても私は投票しないな。とは言ってもここまでみんなの党の内情を暴露した以上この政党から再度立候補できるかどうか。

もし無駄削減を本当にやりたいのなら内閣の諮問委員会や仕訳事業に参加することのほうが実現可能ではないだろうか? 参議院議員になったところでなんの力も発揮できないと思う。
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『小説 サブプライム』
2011-04-12 Tue
小説サブプライム

『小説 サブプライム』 集英社文庫 落合 信彦 (著)

ITバブルの崩壊からエンロン不正経理、9.11、サブプライム問題、そしてリーマンショックと 1990年代から現在に至るまでのアメリカの金融界の浮き沈みを扱った経済小説。
小説なので主人公などは架空の人物ではあるが、企業名や企業に関わる人物は全て実名であり、今までのアメリカ金融界の流れを理解する上ではビジネス書を読むよりはこの小説のほうが理解し易い。
主人公はいつものよう沈着冷静な頭のきれる、そして貧困の生活環境から努力して成り上がってきた一匹狼。 たぶん著者自身を投影しているつもりなのだろう、、、いつものことだけど。
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『マボロシの鳥』
2011-04-11 Mon
マボロシの鳥
『マボロシの鳥』 新潮社  太田 光 (著)

話題になった本なので読んでみたが、私にはくだらない本であった。久々の駄本。「このような内容でお金儲けしちゃいけないでしょう」と言いたくなる。
村上春樹や宮沢賢治でも意識して書いたのかな~?太田氏の訴えたいことがいまいち私には解らない。ただ氏がアメリカが嫌いなことだけはよう解る。
ただし何故嫌いなのかこの文章では理解できない。自分の主張したいメッセージが文章で表現でいていないのだ。
TVでのコメントとは違い文章となるとまるでダメですね。たぶん数年後にはこの本はマボロシの本となるであろう。
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『ザ・ゴルフマッチ』
2011-04-07 Thu
ザゴルフマッチ

『ザ・ゴルフマッチ』 ゴルフダイジェスト社 マーク・フロスト (著) 永井淳 監訳

ベン・ホーガン と バイロン・ネルソンが1956年にモンタレーの名門サイプレス・ポイント・クラブにおいて当時の傑出したアマゴルファー ケン・ヴェンチュリとハーヴィー・ウォードを相手に死闘を繰り広げた伝説の一戦を丹念な取材を元に小説化した内容。TVなどで試合を見れば非常におもしろいマッチプレーなんだろうが小説で読むといまいちかな。ずいぶんと昔の話で当時はプロでも殆どが食べていけないぐらい賞金の安いマイナーなスポーツだったようで今とは違い別な本職で食いつなぎながらアマとしてトーナメントに参加するゴルファーが多かったようだ。
ゴルフに興味なければ読むのは無駄です。
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満開
2011-04-07 Thu
満開2011
近くの公園の桜 満開になりました。 今年もこの桜のしたで花見しよう。
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