日々の読書記録など
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『神との対話』
2010-12-28 Tue
神との対話
『神との対話』―宇宙をみつける自分をみつける 
サンマーク文庫 ニール・ドナルド ウォルシュ(著) 吉田 利子 (翻訳)

このような本は、そのときの精神状態や生活環境で感じ方が違うのかもしれない。世界的に反響を呼んだ有名な本ではあるが私はさほど感動はしなかった。以前に飯田史彦氏の『生きがいの○○』の本を読んだことがあるが、それと殆ど内容が同じであり日本人が書いているほうが、翻訳でもないため文章が平易であり簡単に読める内容であった。
この本を読み始めてから十数ページ目で「色即是空、空即是色」「神仏を尊びて、神仏に頼らず」「輪廻転生」などの言葉が浮かびこの著者もそうではあるが、つまりは仏教であろうがキリスト教あろうがある領域まで達すると見えてくる世界は同じなのであろうか? と思う。
全体としてはとてもいい本だと思うが、最後の田口ランディ氏が書いていた解説はどうもいけない、もし解説を先に読んでいたなら、私はこの本を買わなかったであろう。
2巻、3巻も出版されているが それを読むのは来年以降かな?
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『4万2246票』
2010-12-21 Tue
4万2千票
『4万2246票』 扶桑社 三橋 貴明 (著)

やっぱり無謀だとしか思えない。いくらブログで人気があるとはいえ全国的に知名度のない著者が
いきなり参議院選挙の比例区(自民党)から出馬しても落選は目に見えているだろう。
それでも4万強の票は神取 忍より多かったのだから善戦したのかな?
落選すればただの人、結局多額のお金を失くしてしまっただけである。
私とすれば、選挙戦のもっとドロドロとした内容を期待したのだが、さにあらず結構シンプルな内容で少し期待外れではあった。
著者の国家に対する考え方は同調するところもあるので、もし今度氏が出馬した時は名前を書いてもいいかなと思った。
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『フリーター、家を買う。』
2010-12-20 Mon
フリータ家を買う
『フリーター、家を買う。』 幻冬舎 有川 浩 (著)

大学卒業後、せっかく就職した会社も新人研修の3ヶ月で退職してしまい、その後は親の脛をかじりながらのアルバイト。そんな主人公が母親が病気になったことにより、一念発起して土木関係の会社に就職するお話。
娯楽として読めば面白く勇気と希望を与えてくれる本かもしれないが、たぶん多くの読者は思うだろう
「これは小説の中だけの話であり、現実はこんなに甘くない。」
TVドラマとしても放映されたようだが、たぶんTVをみた人も同じようなことを思っているのではないだろうか。 もともとファンタジー的な小説を書いている著者なので、小説そのものを非難しているわけではない。
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『マイ・アメリカン・ジャーニー』
2010-12-15 Wed
マイアメリカンジャーニー
『マイ・アメリカン・ジャーニー』  角川書店
コリン・L. パウエル (著), ジョゼフ・E. パーシコ (著) 鈴木 主税 (翻訳)

元米国務長官であるパウエル氏の自叙伝。ジャマイカ系移民の子として貧しい家庭に育ちながらも軍の最高峰まで上り詰めた話。
子供のころ際立った才能があったわけでもない氏が、まじめにそして努力しながら軍隊生活を送っていくうちに周りから見出され頂点まで上り詰める、そんなことが可能なのがアメリカであると言っている。
氏は軍隊生活で教訓となった事柄を、自分への戒めとして紙切れに書き、常に机の引き出しの中にしまっていたようだ。
下記はそのパウエル氏自身の13のルール。たぶんこの本を読まないと全ては理解できないと思う。

私が思ったのは、
今我々の社会で使われている携帯電話やGPS、インターネットなどの技術は元はアメリカ軍が開発した技術の多くを使っている。それと同じように企業での部下の指導や仕事への取り組み方もまたアメリカ軍の方法が多く使われているように思う。米外資で働く私としては痛切にそのことを思った。
もう一つ思ったのは、もし日本が近隣諸国と有事を伴う問題が発生しても、決してアメリカ軍が日本に手助けすることはないだろうということである。

1. 何事も思っているほど悪くない。朝になれば状況はよくなっている。
2. まず怒れ、そしてその怒りを乗り越えよ。
3. 自分の地位とエゴを同化させてはいけない。さもないと、立場が悪くなったとき、自分も一緒に落ちてしまう。
4. やればできるはずだ!
5. 選択に細心の注意を払え。それが現実になるかもしれない。
6. 良い決断をしたら、それをくじくような事実にもくじけてはいけない。
7. 誰かのかわりに選択することはできない。誰かに自分の選択をさせるべきではない。
8. 小さいことをチェックせよ。
9. 手柄を一人占めするな。
10. つねに冷静に、かつ親切であれ。
11. ビジョンをもち、自分にたいしてより多くを求めよ。
12. 恐怖心にかられて悲観論者の言うことに耳を傾けてはいけない。
13. つねに楽観的であれば、力は何倍にもなる。

この13のルールには入っていなかったが 本文の中でも自戒の言葉として
「 責任を引き受ければ、ときには人をうんざりさせることもある 」
「 たとえ何かをなしとげても、誰の手柄なのかを考えなければ何の意味もない 」
というのもあった。

お薦めの本ではあるが、700ページ以上もありしかも1ページが上下段であるので 持ち歩くにも重いし読むには覚悟が必要かな。

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『腐った翼―JAL消滅への60年』 
2010-12-01 Wed
腐った翼
『腐った翼―JAL消滅への60年』 幻冬舎  森 功 (著)

以前に読んだ『JAL崩壊』はとんでもなくくだらない本であったが、それに比べるととても読み応えがある。
現在JALは再建中ではあるが、カリスマ的経営者である稲盛氏が会長になったところで、再建は難しそうである。
この本を読む限りは、もう時既に遅くいずれはJALはなくなってしまうのではないかと思う。
いくら稲盛氏が辣腕を振るったところで、投入した公的資金はざるに水の状態のようだ。
民主党は会長になる人物をいろいろと探したようだが、なかなか火中の栗を拾うような人物が見つからず結局は小沢氏の説得で稲盛氏に決定したようだ。「ウィルコムの会社更生法を政府が認める替わりに、同社の最高顧問であった稲盛氏を説き伏せた」と噂が流れたようだが、あたらずとも遠からずという気がする。 既に氏は何度も辞意を漏らしているようだ。会長になって数ヶ月後にやっとJALの現状が把握できたのだろう。

JALと政治家の関係、特に二階俊博、亀井静香、古賀誠 国会議員との深い関係もおもしろい。
また、去年「前原タスクフォース」を立ち上げたものの1ヶ月で消滅してしまったことを、関係者の間では前国交大臣の前原氏にたいして「しょせんはオボチャマ大臣、頑固な上に周りから吹聴されたことを信じてしまい他のことが見えなくなってしまう」といったようなことが囁かれているそうだ。

8つも強力な労働組合があり潰すのは容易ではないだろが、税金を無駄にしないためにも早いところ見切りをつけるべきだろう。JALも民主党お得意の仕分けでもしてもらったら?
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