日々の読書記録など
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『ペイン!』 
2010-11-29 Mon
ペイン
『ペイン!』 ゴルフダイジェスト社 トレイシー スチュワート (著), 舩越 園子 (翻訳)

1999年 飛行機事故により他界してしまったアメリカのプロゴルファー ペイン・スチュワート。
その妻が彼がPGAのツアープロになる前から一緒に18年間プロゴルフ界で戦ってきた内容。
ゴルフ好きであれば彼の名前を知らない人はいないだろう。日本にもたまにきていたし、独特のニッカボッカーズのプレースタイルは衆目の集まるところだったろう。
1990年代彼は常にゴルフプレーヤーの上位にランクしており、非業の死がなければまだ何勝もできていたことだろう。
ただこの本はゴルフのことについてある程度知識がないと読めないかもしれない。試合のことが中心に書かれているからで誰もが感動できる内容ではないだろう。
1999年の全米OPで彼が優勝したとき、リー・ジャンセンが言ったことで「最後の4.5mのパットは彼の気持ちが入れたパットだ」。
これは前年の全米OPでジャンセンとペインが優勝争いをしペインが2位でジャンゼンが優勝したからこそ言える言葉なのだろう。
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『歌うクジラ(上、下)』
2010-11-26 Fri
歌うクジラ
『歌うクジラ(上、下)』 講談社  村上 龍 (著)

100年後の日本、不老不死の技術が開発され不死の特権を持つ上階層の人間が管理する完全なる階層社会。
最下層である犯罪者を収容している新出島に住む15歳の少年が島から脱出して旅に出る物語。
村上龍らしい小説ではあるが途中は非常に読みにくい。未来の日本は敬語と助詞などが無くなった社会になっているため会話の部分が単語の羅列であり文章になっていないためである。
この本は先行でiPad版でも発売(1500円)しており少し話題になった本。ハードカバーに比べ半値以下なのでお得なのかな? 通勤時にこの上下巻を持っているとカバンがかなり重いのだ。図書館でiPad版で貸し出しをしていただけると私もiPadを買う気になるのだが、このビジネスモデルは確率しないだろうな~
たぶん図書館がメモリーで貸し出せるようになるということは、多くの税金が使われるということになるのだろう。
今の日本ではこれは無理。
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『日本人の背中』
2010-11-17 Wed
日本人の背中
『日本人の背中』 集英社文庫 井形 慶子 (著)

サブタイトルは「欧米人はどこに惹かれ,何に驚くのか」となっており、イギリスと日本の間を行き来する著者が欧米人から見た日本人感といった内容。
既に我々が何度も耳にしたように「物事をはっきりと言わない日本人、全ての決定事項について本社に聞かなければ、些細なことでも自身で決定できない日本人、親離れ子離れのできない日本人」といったさして驚く内容ではなかった。日本の親は子に対して「人様に迷惑のかからないようにしなさい」と教育するが、これが逆に和えお重んじる日本人社会をつくり個人の個性や主張を抑えてしまい結果的には欧米から見ると何を考えているのかわからない日本人にと思われてしまうと言ったことも書いてあった。
私はこの「よそ様に迷惑をかけない」といった教えは良いことだと思うのだが、多少欧米人から不思議がられてもそれで社会の秩序が守られるのであればキリスト教文化の根付いていない日本人にとってこの和の精神は必要だと思う。ますますグローバル化が進む社会で、色々な分野で日本人と外国人とのしのぎを削る競争が増すだろうが、この和の精神は忘れてはならないと思うのだが。
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『「悲しき熱帯」の記憶』
2010-11-17 Wed
悲しき熱帯
『「悲しき熱帯」の記憶』 中公文庫 川田 順造 (著)

今はBRICsといわれ、経済成長まざましいブラジルであるが、一昔前まではいっさい体になにも羽織らず生活をしていた原住民(裸族)がいたのだからやはりアマゾン未だに底知れぬ奥深さがあるのだろう。今は絶滅寸前の種族として手厚い保護をうけシャツやズボンぐらいは身に付けているようだが。
私としては今のブラジルについても読んでみたかったのだが、文化人類学者である著者であるため裸族についてのみの記述となっており少し物足りない感じだった。織田信長の時代はヨーロッパでは武力とキリスト教と奴隷を持ってブラジルを侵略した時代である。裸族や日本人が奴隷にされなかったのはアフリカの奴隷が安価に手に入ったということもあるようだ。また秀吉がバテレン排除を行った理由の一つとして、キリスタン大名がキリスト教に帰依しない庶民を奴隷としてヨーロッパに売り渡していたことにあるようだ。その当時ヨーロッパに渡った少年使節団が外国で奴隷として扱われている日本人を見て憤慨したとの記録も残っているようだ。
私としては面白くない本であったが、日本人が奴隷として売買されている時代があったということだけは記憶に残った。
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2010年帰省
2010-11-15 Mon
スカイツリー
富士山
今年帰省したときに撮った写真、高速渋滞していて平井大橋IC付近から撮ったスカイツリーと飛行機から見えた富士山。 それにしても航空券は安くなったものだ、新幹線よりよっぽど安い。
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『さよなら、そしてこんにちは』
2010-11-15 Mon
さよならそしてこんにちは
『さよなら、そしてこんにちは』 光文社文庫 荻原 浩 (著)

日常の生活の中での自分の思うようにはいかないことを、ユーモラスに描いた短編集。
最近は著者は短編集ばかり、たまには笑える長編小説を読んでみたいものだ。
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『武器なき“環境”戦争』 
2010-11-11 Thu
武器無き環境
『武器なき“環境”戦争』 角川SSC新書 池上 彰 (著), 手嶋 龍一 (著)

時事問題に詳しい二人による討論形式で今の地球温暖化・環境問題を説明した内容で解りやすく説明してある。
それなりに面白い内容で思っていたよりはよかった。
著者の池上氏は毎日どこかのTV番組で見かけるので、周りのスタッフは毎日時事問題を調べているのだな~と思っているのだが。 この本を読んでも氏は時事問題に詳しいと思う。ただTVの番組で時事問題を語り、それを多くの国民が見ていると思うと空恐ろしいものがあると思うのは私だけであろうか。
TVが読解力の欠如した画像でしか物事を理解できないバカな日本国民を大量に製造しているとしか思えない。
私もそのバカな国民の一人かもしれないが。
だいたい数十分の番組で説明できる問題など殆どないと思うのだが。やはり活字にして読むべきだと思う。
TVで伝える言葉なんか本にすれば数ページぐらいの情報量しかないのだから。DVDまで出しているのだから国民をバカにしているとしか思えない。
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『爆笑!エリート中国人』
2010-11-10 Wed
エリート中国人
『爆笑!エリート中国人』  幻冬舎新書 小澤 裕美 (著)

著者は中国系企業専門のコンサルティング会社の社長であり、夫も中国人であるため中国人をとても良く知っているのだろう。
ゆえに書かれてある「エリート中国人」とは著者の会社の中国人社員や相手先企業の管理職といったところである。
私は仕事で中国(北京)人と一緒に仕事したりとか、以前上司が中国人だったこともありとても「爆笑」とはいかないのだが。私の知っている中国人はもちろんみんな英語は話せるしよく勉強もしていると思う。出世意欲はとても高く私としては笑ってなんかいられないのだ。会社では「助け合って仕事を進める」なんて言っているが、実際は「競い合って(戦いながら)仕事を進める」といった感じである。また押しも非常に強い人が多い(忙しいと言っているのに無理やりスケジュールを入れきたりとか)。
もしこれから日本のビジネスマンが中国の人と仕事で関わるようなことがあれば、相手を飲み込む気持ちで仕事をしていかないと、直ぐに相手から飲み込まれてしまうだろう。
中国人や海外の人が出張で日本に来たときは、お客さんを迎える礼儀として日本人スタッフを含めみんな自費で夕食を一緒にするのは慣例だが、逆の場合は自費で夕食は絶対にないのだ。それが会社のお金であれば予算をオーバーして、そしてあまり関係のないスタッフも一緒になってディナーをするのだから このはっきりした態度には驚いてしまった。
尖閣諸島問題なんか、一度でも譲歩したらとことん付け込まれるだけで 中国に「謙譲」といった言葉はないと得心すべきだろう。
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『終わらざる夏 』
2010-11-04 Thu
終わらざる夏
『終わらざる夏 <上><下>』 集英社 浅田 次郎 (著)

NHKでも紹介されていた本だけあって図書館で予約してから3ヶ月も待たされてしまった。
終戦間近に兵隊として召集された人々の人生を語った内容だけに、読み進むにつれ気が重くなってしまった。
いづれこの本は映画かドラマ化されるだろう。主人公である片岡役には中井貴一がいいのではないだろうか?
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