日々の読書記録など
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『なぜ日本人は落合博満が嫌いか?』
2010-07-29 Thu
なぜ日本人は落合
『なぜ日本人は落合博満が嫌いか?』 角川oneテーマ21 テリー 伊藤 (著)

タイトルにつられて買ってしまった本。しかし読んでみると買ってまで読む内容ではないと思う。こんなことは著者がTVでしゃべっていればいいのだ。内容は中日の監督落合博満の礼賛である。
私は熱狂的なプロ野球ファンではないが落合は好きである。ゆえに「そんなに落合は嫌われているのか?」と疑問に思う。以前、東芝府中工場に出向していたころ東芝の社員から落合に関する逸話を聞かされたが内容は忘れてしまった。
私にとって落合の記憶は年俸が始めて1億円を突破した選手ということ、このニュースを聞いて「さすが落合。選手たちの年俸を引き上げる牽引役としては落合以外にはいないだろう」と思った。
会社でも会議などでのプレゼンが非常に巧いタイプと、落合みたいにしゃべりは下手だが実力のある不言実行タイプがいるが、前者はえてして実行がともなわない人も多くいる。会社のリストラを何度も見てきたが会社に残るのは結局は落合のような人が多いと思う。
監督としての落合は実力も実績もあるが、家庭ではどうなのだろう?
あの息子を見ているかぎり家庭でのコーチングはうまくいかなかったように思える。やはり落合も人の子、万能ではないのだ。
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『これからの「正義」の話をしよう』
2010-07-28 Wed
これからの正義
『これからの「正義」の話をしよう』 マイケル・サンデル (著), 鬼澤 忍 (翻訳)

巷では売れているらしい哲学の本。アマゾンのレビューでも結構な書き込みで5つ星が多いように思う。
みんなこれが理解できるとは頭がいいのだな~ と思ってしまった。
私には難解で眠くなるばかり、、でも時間をかけ最後まで何とか読んだ。読んだというより字を追っただけのような。
司馬遼太郎の本に書いてあったと思うが「正義」なる言葉は明治維新のときに西洋から入ってきた言葉で
江戸時代までは日本人には必要なかった言葉だと。日本人の私には少し違和感がある。
アメリカのように他民族が集まった国では『正義』の定義が必要なのかもしれない。
しかしながら、個人や団体や国ごとに『正義』の定義が異なるので世界の紛争はいつまでたってもなくならないのだ。
たまには「正義」に関してまじめに考えることも必要だろうが、来週になれば私は忘れていると思う。
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『東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン』
2010-07-20 Tue
東京タワー
『東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン』 新潮文庫 リリー・フランキー (著)

私も著者と同世代であり著者と同じく地方から東京にきて働いているので非常に共感して読める内容である。
私も18歳で東京にきているので既に東京での生活のほうが長いし知人もこちらのほうが多くいるのだ。
でもやはり気を許せて何でも話せるのは親であり兄弟でありそして近い親戚なのだと思う。
そして郷里があるからこそ今私がこうして働いているモチベーションの一つになっていることは確かなのだ。
この歳になっても心のどこかで「どうせ徒手空拳で東京に出てきたのだから、何とかなるだろう」と思ってしまうのだ。
著者は小倉出身であり親子の会話が全て小倉訛りの言葉で記されて、私としては母親の会話がどうしても小倉に住む親戚の叔母さんの声と重なってしまって懐かしさを覚えて仕方なかった。
いつの時代でも親子のつながりは切っても切り離せない言葉ではとても言いつくせない関係をうまく表現できている本であろう。
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『狼たちの聖戦』
2010-07-15 Thu
狼たちの聖戦
『狼たちの聖戦』 角川春樹事務所 落合 信彦 (著)

この本のサブタイトルは「サブプライムを超えて」とあるので、落合信彦にしては珍しく経済小説かと思いきや
やはり武器売買ビジネスを描いたいつものなハードボイルド小説であった。
やはり著者はハードボイルドの
世界から脱皮できないな~ と思ってしまう。萩原浩の「ハードボイルド」シリーズは笑えるが、落合信彦は笑える箇所など一箇所もない。武器ビジネス裏に暗躍する中国、アメリカ、ロシアの国家スパイやマフィアにイスラエルの特殊工作員が絡むお話。
著者としては、強力な軍事力を背景にもつ国家が経済でもリーダーシップをとっていると言いたいのであろう。
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『躁病見聞録―この世のすべては私のもの』
2010-07-06 Tue
躁病見聞録
『躁病見聞録―この世のすべては私のもの』 幻冬舎文庫 加藤 達夫 (著)

著者自身が躁病を患っており数年に一度定期的に重い躁状態が発生するようだ。 その躁の状態を手記にしたものである。何度が閉鎖病棟にも入院した経験があるようだが、文章構成もしっかりしており、また躁の状態の自分を冷静に見つめているあたり本当に著者自身が書けるものなのだろうか? もしくは編集者がよぼど文章構成を手助けしたのかもしれない。しかし読んでいて自分も躁病になりそうで怖かった。
文章は明るく書いてはいあるが、周りの家族、親戚やその他彼に関わった多くの人々の大迷惑を考えると悲惨である。
正直著者はよくまだ生きていられるな~と関心してしまう。とっくに海外で殺されていてもおかしくないような行動をしているのである。
普通の人が同じような行動をとればたぶん海外でギャングに殺されていたであろう。普通でないからこそギャングも怖がって近寄れなかったのかもしれない。
躁病がうつるかもしれないのでお薦めではありません。
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『閃光』
2010-07-01 Thu
閃光
『閃光』 角川文庫 永瀬 隼介 (著)

昭和43年に起きた3億円事件を題材にした内容のミステリー小説。その当時事件現場周辺に住む
不良グループが犯人だとの設定でストーリーが展開していく。なかなか読み応えのある小説だった。
ず~と昔に仕事関係で東芝府中工場の人と仕事したことがあるのだが、その人は事件当日は有給休暇と
とっていたため警察の事情徴収がとても大変だったと言っていた。
しかしあの3億円は使われてしまったのだろうか? いまでも相当の金額だしな~
もし今でも犯人が生きているのであれば、既に時効になったことだし小説にでもすれば
ベストセラーまちがいなしだと思うのだが。
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