
『これからの「正義」の話をしよう』 マイケル・サンデル (著), 鬼澤 忍 (翻訳)
巷では売れているらしい哲学の本。アマゾンのレビューでも結構な書き込みで5つ星が多いように思う。
みんなこれが理解できるとは頭がいいのだな~ と思ってしまった。
私には難解で眠くなるばかり、、でも時間をかけ最後まで何とか読んだ。読んだというより字を追っただけのような。
司馬遼太郎の本に書いてあったと思うが「正義」なる言葉は明治維新のときに西洋から入ってきた言葉で
江戸時代までは日本人には必要なかった言葉だと。日本人の私には少し違和感がある。
アメリカのように他民族が集まった国では『正義』の定義が必要なのかもしれない。
しかしながら、個人や団体や国ごとに『正義』の定義が異なるので世界の紛争はいつまでたってもなくならないのだ。
たまには「正義」に関してまじめに考えることも必要だろうが、来週になれば私は忘れていると思う。