日々の読書記録など
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『行方不明者』
2010-02-26 Fri
行方不明者
『行方不明者』 文春文庫 折原 一 (著)

忽然と資産家家族の一家4人が失踪してしまう、 ミステリー小説。この著者の小説を読むのは初めて。
最後まで読者に結末を悟られないように色々と工夫して書いているのか、
主語がなかったりとか時間が逆戻りしたりとかで読む側としては少し面倒。
ゆえに私にとってはいまいちの内容であった。
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『天皇制批判の常識』
2010-02-23 Tue
天皇制批判
『天皇制批判の常識』 新書y 小谷野 敦 (著)

共産主義でもなく右翼でもなく共和主義を自認する著者が、選挙権もなければ国籍もない つまりは人権がない今の天皇制を批判している内容。国民皆平等をであるはずの日本でこんな差別があってはならないと言っているのだ。
批判は小林よりのりなど右派にも左派の人々にも及んでいるし、また昔の文献「日本記」等についても述べているのだが、内容が難しすぎて8割は理解できなかった。
もう少し違う内容を期待していたのだが、、、私にとっては超ダメ本であった。
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『拝金社会主義 中国』
2010-02-19 Fri
拝金社会主義
『拝金社会主義 中国』 ちくま新書 遠藤 誉 (著)

今は毎日ニュースなどで中国の話題を聞かない日がないように、今や日本は中国の顔色を伺いながら経済や政治活動を行っている。私も同じく上司が北京にいる中国人なので読んでみた。
著者は終戦後の混乱のなか、中国の天津で小学校まで過ごしたようだ。私が13年前天津に出張にいったことが思い出される。あの時はスモッグが酷くて連日晴天にも関わらず一度も太陽をみることができなかった。太陽がどこらへんにあるかも判らず、昼間でも夕暮れ時のような薄暗さだったと記憶している。
今や中国は社会主義国家の体をなしてないほど貧富の差が激しく、収入の上位20%と下位20%の平均収入を比べた場合、収入比は17:1だそうだ。つまりは上位20%の人は平均年収が1700万であり下位20%の人々の平均年収は
100万ということなのだ。日本では3倍前後だそうで、中国の17倍というのは驚きである。それでも一党独裁の共産党が崩壊しないというのは、富をもったものたちが共産党員ということなのだ。元々何も無いところから金儲けを始めた中国人は何も失うものなどないのだから、これからも貪欲にお金を稼ぐことだろう。そして経済や政治、軍事などで日本に影響を与えることになるだろう。日本の首相は「友愛」とか「東アジア共同体」などと言っているが、そんな場合じゃないと思うのだが。
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『田中角栄 封じられた資源戦略』
2010-02-18 Thu
資源戦略
『田中角栄 封じられた資源戦略』 草思社  山岡淳一郎 (著)

田中角栄が総理の時代 1970年代の日本の資源(石油、ウラン、天然ガスなど)戦略を書いている。
田中角栄を中心に書いてはあるが、その当時の世界各国の資源戦略を書いていて非常に興味深い。当時はアメリカとヨーロッパを中心にした各国の資源の奪い合いであったが、今はそこに中国が加わっているだろう。世界のエネルギーの覇権を握るために武力をも厭わない各国に対し、その中に割って入ろうとした日本。田中角栄が失脚した理由として「虎(アメリカ)の尾を踏んでしまった」と言っている人もいるが、これを読んでいて確かにない話ではないと思った。当時はアメリカからの圧力が非常に強かったようだ。
「石油の一滴は血の一滴」といわれるように、今でもアメリカは資源のために懐柔と圧力で戦争をしているのだ。映画の「アバター」はまだ見ていないが、資源戦略とは「アバター」と同じようなものかもしれない。エネルギーを獲得するためには綺麗事など言っていられないのが各国の本音だろう。核不拡散条約もそうだが、「持てる者」と「持たざる者」の違いを鮮明に知ることができる。
この本は買えば2000円近くするので私は図書館で借りたが、これは自費で購入しても納得のいく一冊である。将来の日本に対し何の戦略・方針も未だに見えない鳩山政権、そんな今だからこそこの本を読む価値があると思う。
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『救急精神病棟』
2010-02-09 Tue
救急精神病棟
『救急精神病棟』 講談社文庫 野村 進 (著)

2003年に刊行された本。その当時は日本の入院患者の内の4分の1にあたる人が精神科病院に入院とのこと。それにも関わらず医療費は全体の6パーセント余り。
また精神科以外では一人の担当医につき16人の患者であるが、精神科の場合は40人以上の患者を受け持っているようだ。これは世界的にみても異常に高い数値であり日本政府の精神科にたいする扱いが伺い知ることができる。
ただし現在は診療報酬制度の改定もあり徐々に数値は下がっているようだ。著者は3年間に渡り千葉県立の最先端の精神科医療センターの現場で体験したことをルポしている。巷の精神科では患者本人の意思により訪れた患者を診察するのに対し、ここの医療センターでは患者自身の意思も自分で制御できない人を扱っている、いわば重症患者にとっての最後の駆け込み寺なのである。
これ以上は内容が重くてコメントできません、、、、、
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『どうぶつさいばん ライオンのしごと』
2010-02-04 Thu
ライオンの仕事
『どうぶつさいばん ライオンのしごと』 (絵本) 竹田津 実 (著)

最近はよく週末に図書館に行くのだが、この本が目に留まったので読んでみた。
幼児用の絵本で10分足らずで読める内容。生命の尊厳と自然との共生を描いたなんとも思慮深い内容であった。
この本が目に留まったのは著者の名前が珍しかったからである。私の故郷でもそうある苗字ではなく、私がず~と以前にお世話になった先輩の苗字も同じであったからだ。インターネットで著者を検索したところやはり出身地は私の故郷の町であった。たぶんその先輩は著者とは縁戚関係になるのだろう。
今でも先輩は元気でいるだろうか? 昔よく先輩と飲んだりしたことが懐かしく思えた。

ジロがなく


ちなみに、隣に並べてあった『ジロがなく』(絵本) 山下 ケンジ (著)
も読んでみた。「愛と友情の感動物語」なんて書いてあったが、私としては落ちの効いた笑える内容であった。(思わず笑い声が出てしまった)
最近の幼児用の絵本はバカにならないな~ と感じてしまった。
もし絵本に興味があれば両方お薦めです。

図書館に3冊予約入れているのだが、一ヶ月たっても未だにこない、、、気長に待つしかないな~。
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『兵士に告ぐ』
2010-02-03 Wed
兵士に告ぐ
『兵士に告ぐ』 小学館文庫 杉山 隆男 (著)

長崎県佐世保市の陸上自衛隊相浦駐屯地にある「西部方面普通科連隊」を主に隊員たちのインタビューを含めたルポ。「西部方面普通科連隊」とは2002年に設立された他の部隊とは違い明らかに中国を意識した実践部隊のようだ。つまりは自衛隊員の精鋭を集めた部隊であり訓練も他の部隊とは違いそうとうにハードなようだ。
、、、と読んではみたものの私にさっぱり。軍事オタクかその方面の知識を持ち合わせていないと楽しく読めない内容となっている。つまりは私にとってはまったく面白くなかった。
ただ、災害援助や国際貢献、日本国の安全のために存在する自衛隊の存在意義は認めたい。
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