日々の読書記録など
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『ジーパンをはく中年は幸せになれない』 
2009-10-29 Thu
ジーパンをはく中年
『ジーパンをはく中年は幸せになれない』 アスキー新書 津田 秀樹 (著)
著者は心理研究家。今の日本、私も含め殆どの中年がジーパンをはいているのではないだろうか。
自分はまだ中年ではないと思っている人もいるとは思うが、そう思っている人に読んでもらいたいような本である。私は自分自身は十分に中年だと思っている。
タイトルは刺激的だか内容はいたってまじめかな?。ジーパンを例にあげてはいるが、
言いたいことは実年齢と精神年齢の乖離がはなはだしい中年が多くなったと警告しているのだ。
無理に「自分はまだまだ若い」と思っていることは精神的な負担になり、実生活がこれがマイナスの方向に向かうことが多いと述べている。
といって「歳だから諦めろ」と言っているわけではなく、人間いくつになっても挑戦はできるしその結果も年齢差はないといっているのだ。
人生の中で我々は選択(判断)を常にしなくてはならない、その選択したことをよく後悔する人にはこの本はお勧めだろう。私としてはこれは女性に読んでもらいたい本、男性の心理がよく書かれていると思う。
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『テンペスト(上、下)』
2009-10-28 Wed
てんぺすと
『テンペスト(上、下)』  角川書店 池上 永一 (著)
琉球王国の末期(江戸時代の末期)を描いた小説。
歴史小説とはいってもフィクションの娯楽本である。
美貌と知性を兼ね備えた初代琉球王の末裔である少女が、宦官になりすまし清国や薩摩などの外圧に苦しむ琉球を救おうとする、波乱万丈の人生の話。
私は沖縄に行ったことはないが、もし沖縄のことを知っている人が読めばとってもおもしろいのではと思う。沖縄の歴史や文化、自然などがよく描かれており、かつて存在した琉球王国の壮大なる歴史大河小説といった感じさえするからである。作者が沖縄の歴史と文化をこよなく愛していることが非常によくわかる。
以前、この著者の『シャンクリ・ラ』を読んでおもしろいと思ったが、私としては『テンペスト』のほうが面白かった。両方ともページ数が多すぎて読むのに苦労するかとと思ったが内容が面白くスラスラと読めてしまった。また文章に漢字が多く、平易な文字を多用していないところがこの本の格調を高くしていると思う。といって読みにくいわけではない。
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ケベス祭り
2009-10-21 Wed
くしく神社
一年ぶりの帰省。今までJALを使っていたのだが今回初めてANAを使用。JALより数百円安かったので、サービスもJALより少しいいかも。
写真は近くの神社にお参りに行ったときに撮ったもの。
この神社では毎年10月14日に『ケベス祭り』が催される。私も12歳のときに火の燃え盛るシダの木を持って観客を追い回したことが懐かしく思い出される。まだ子供だったので遠慮などなく、叫びながら逃げ惑う観客を火を持って追い回すのが面白かった。普通であればこれは犯罪にあたるとんでもない危険な行為ではあるが、これがお祭りという公の火遊びなので子供であれば面白くないわけがない。
当時は観客が見守るなか素っ裸になって、海に入って体を清めるのがとても恥ずかしく嫌だったけど今ではとても懐かしくいい思い出でもある。もし機会があれば是非また参加してみたい、もう大人なので観客が見ている中、素っ裸になっても全然平気なのだ。お祭りでなければ公然猥褻罪だろうけど。(当然ながらこのお祭りの参加は男性のみである)
Googleでケベスを検索したらこんなサイトが ==> ここ
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『新装版 洗脳体験』
2009-10-15 Thu
洗脳体験
『新装版 洗脳体験』 宝島SUGOI文庫 二澤 雅喜 (著), 島田 裕巳 (著)
1991年に刊行された本の新装版。著者が「自己開発セミナー」に参加した体験内容を記している。
アークインターナショナルという大手の自己啓発セミナーを開催する会社は2000年に解散したようだ。
今はコーチングとかマネージメントとかいった呼び方で企業の社員教育目的で
同じようなセミナーは多々あるようだが。
なかなかおもしろい。著者自身がだんだんとのめり込んで行く様子がよくわかる。
本で読むぶんには客観的に見ることはできるが、もし参加したら私も洗脳されるような気がする。
ただ著者はセミナーの最終段階であるエンロールには参加しなかったようだ。
エンロールとは第三者をセミナー勧誘すること、つまりは宗教の勧誘と同じようなことである。
勧誘することが自身の達成感につながるようだ、逆に勧誘できなければまだ自分が
まだ新しく生まれ変わっていないということで自己嫌悪にも陥るだろうし、トレーナーからも
まだまだ自己改革ができていないと叱咤されるようだ。
先日、私も会社でマネージメントの研修を受けたばかりなのでおもしろかった。
なぜなら研修の方法がこれと似ているところが多々あるからだ。
この本を読む前と後では先週受けた研修の感じ方がぜんぜん違ってくる。
私もたぶん研修で洗脳されていたのだと思う。でも1週間経ち冷めたというか忘れてしまった。
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『善人は、なぜまわりの人を不幸にするのか』
2009-10-13 Tue
善人はなぜまわりの人
『善人は、なぜまわりの人を不幸にするのか』 祥伝社黄金文庫 曽野 綾子 (著)
カトリック教徒である著者が自分の著書から一部を抜粋したエッセイ。
人間には性善説と性悪説とがあるが、著者の視点は後者かな?
著者地震はアフリカを中心としたボランティア活動に従事しているが、ボランティアを行っている人たちには「自分が人々の役にたつ善行をしている」といった驕った考えがあるのがいけないと言っている。
貧しい人々に援助することは、その人々の自立を阻止する悪行であること認識したうえでボランティアをするべきだと言っているのだ。
エスキモーの話で、エスキモーの犬は複数の犬で1つの橇(そり)を引くのだが、その中には先頭になって引くリーダー格の犬もいれば逆にいつも綱が緩んでいるなまけもの1匹もいるようだ。その怠けものの1匹はいつもおおくの鞭をあてられているためお尻の毛は抜け落ち、鞭があてられる度にキャンキャンと鳴いているようだ。そしてそれが見せしめとなり他の犬が頑張るようだ。
先日会社で「リーダーとして部下をどのように管理するか」といった研修を受けたとき、褒めること、理解すること などあったが、もしかしたら怠け者の犬にたいする措置も必要かも、、、、でも、これって非常に難しいと思う。会社を見ていると最も一番安易な方法 橇を引くグループから怠け者の1匹を排除してしまう方法 を選択しているようだ。
会社って簡単だよな~
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『秀吉と武吉』 
2009-10-08 Thu
秀吉と武吉
『秀吉と武吉』 新潮文庫 城山 三郎 (著)

豊臣秀吉と同じ時代に瀬戸内海で威勢を張った海賊 村上水軍の話。
当時の権力者におもねることもなく生涯自分の信条を貫き通した男の物語。
『落日燃ゆ』や『男子の本懐』も同じように作者はこのような自分の信念を曲げない人物を描くのが得意なようだ。
これで城山三郎の主だった本は全て読み終わった、私としては『男子の本懐』が一番かな。
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『北朝鮮大崩壊!!(上、下)』
2009-10-05 Mon
北朝鮮大崩壊
『北朝鮮大崩壊!!(上、下)』 コスミック文庫 志茂田 景樹 (著)
試射を行ったテポドンミサイルが軌道を逸れて竹島に落下。それを発端に北朝鮮と日韓米の連合軍との間で戦争が勃発する。しかし、竹島で爆発したミサイルはアメリカCIAが巧妙に仕掛けた罠であった。
この小説は近い将来起こりえるかもしれない対北朝鮮戦争シュミレーション小説である。半分以上が戦闘シーンでもちろんハイテクを駆使した連合軍の圧勝なのだが、軍事オタクからみればどう思うのだろうか?荒唐無稽な内容なのだろうか?
私は軍事には詳しくはないが、実際はこれほど圧勝とはならないであろう。この小説が書かれたのは2003年でその当時はまだ北朝鮮の核開発は疑惑の段階であったが、既に現在は核保有も知られているので、その当時にくらべ今のほうがこの小説は現実味があるのではないだろうか?
北朝鮮との戦争 考えただけでも恐ろしい、、、
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『誰も書けなかった日本のタブー』
2009-10-01 Thu
日本のタブー
『誰も書けなかった日本のタブー』 宝島SUGOI文庫
最近 あのお笑いで有名な吉本興業が非上場になるというニュースがあったが、この本書かれてある吉本の内紛が事実であれば非上場にするのもわかるような気がする。このまま上場していれば暴力団に乗っ取られる可能性があったのだから。
格闘技界と暴力団の関係も書かれていたが、お笑いにしろ芸能事務所にしろ、興行と暴力団との関係は、持ちつ持たれつ切っても切れないことはは昔から知られているのでそれほどタブーといわれる内容ではないのかもしれない。 私としては相撲界のタブー(八百長問題)も書いてもらいたかった。
大阪の橋下知事と同和との関係も書かれていたが、話半分にして読んでも 聖域なし削減に努めている知事も、同和政策にはまったく手をつけないのだから、やはり深い関係があると考えざるえないのかも。
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