日々の読書記録など
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『世界の中国人ジョーク集』
2008-08-22 Fri
世界の中国人
『世界の中国人ジョーク集』 中公新書ラクレ  鈴木 譲仁 (著)
中国に携わっている著者が、今の中国の社会をジョークをまじえて書いた内容。
中国は日々変化しているので このジョークが来年には過去のことになるのかもしれない。それがよいジョークになるか それとも もっと悪くなるのかはわからないが、、

○中国の本質
不動産価格は日本と同じレベル、
DGPはドイツと同じレベル、
物価はヨーロッパと同じレベル、
治安はアメリカと同じレベル、
経済は南米と同じレベル、
個人所得はアフリカと同じレベル、
政治は北朝鮮と同じレベル、
そしてプライドは世界トップレベル

○街角の新聞売りの独り言
「凶悪犯が捕まった?捕まった事件だけ報道しているのさ」
「政府が大規模な農民対策を決めた?決めても実行する前に変更するさ」
「汚職した党幹部を死刑?一人死んで何人助かったか知っているかい」
「さらなる経済発展を継続?発表した数字を3割引いて計算すれば、大して変らんな。。。
何だ、馬鹿野郎!絶対に本当の部分は日付だけなんだよ!」
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『ぼくも算数が苦手だった』
2008-08-14 Thu
Bokumo_san
『ぼくも算数が苦手だった』 講談社現代新書 芳沢 光雄 (著)
お薦め度 社会人には3点 (小学生、中学生にお薦め)
数学の大学教授である著者も小学生時代は算数が苦手でよく0点を採っていたようだ。中学時代におもしろい数学の教師に出会い、そこから数学にのめり込んだと書いてある。やはり小学や中学生などは何かのきっかけとよい教師にさえ恵まれればいくらでも伸びるのかもしれない。私も小学校5年まではさっぱり勉強のできない生徒だった。(あの当時はクラスの中でも平均以下だったことだけは記憶している)数学は基本の理論さえわかっていれば、多くの公式など覚える必要はなくあとはいかに応用がきくかといったところ。ゆえに著者は諦めずに時間をかけてでも基礎の理論をしっかり身につけるように言っているのだ。そのためには文章(問題)をしっかりと読める、また解決の道筋(理論)をしっかりと書けるようになりなさいと言っている。
本書は簡単?な数学の問題を例にして説明している、中学生で十分にわかる内容だがたまには脳をリフレッシュするためにも社会人が読んでもおもしろいのかもしれない。DS脳トレよりは脳のトレーニングになりそうな気がする。著者は小中学生あたりをターゲットにして書いたと思われるが、新書なんて小中学生は読まないのではないだろうか。
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『くろふね』 
2008-08-12 Tue
KUROFUNE
『くろふね』 角川文庫  佐々木 譲 (著)
お薦め度 5点
江戸時代末期の浦賀奉行与力の中島三郎助を描いた歴史小説。ペリー提督率いる四隻の艦隊が始めて日本に来た時に、黒船に乗り込み交渉した最初の人物。 技術力や思考力など優れた才能が認められ長崎海軍伝習所において勝海舟らと共に航海術や造船術を学ぶ。
その後、朝敵となった主人公は信念の元、函館の五稜郭で息子二人と共に戦死する。五稜郭での戦死といえば 新撰組の土方歳三が有名であり、私はこの人物はまったくしらなかった。主人公は優秀な成績でこの伝習所を卒業したのだが勝海舟は成績は悪く留年しても卒業はできなかったようだ。それでなのか勝海舟とはそりが合わなかったようで、同じ道を歩みながらも主人公は最後まで武士としての矜持を捨てず、自分の死に場所を五稜郭としたようだ。
作者が 武士として最後まで生きた主人公を熱く語っている のがよくわかる。
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『落語の国からのぞいてみれば』
2008-08-04 Mon
落語の国
『落語の国からのぞいてみれば』 講談社現代新書  堀井 憲一郎 (著)
お薦め度 3点
落語の噺を元に現代と江戸時代の社会環境を比較している内容。
誰もが知っていることではあるが、現在では年齢は満年齢による計算だが江戸時代では数え年による計算方法であったとか、暦や時刻の表し方も江戸時代と現在ではちがっていた、といったようなことを落語の小噺を例にとり説明している。現代は個人を重視した社会形式になっているが、江戸時代は「個人」といった考え方はあまりなく、自然や社会秩序に重点を置いた社会がなりたっており江戸時代の人間が今の世の中を見たら「エコ」などは滑稽に見えるだろうといった内容。
著者は比較文化人類学の学者ではなく、単に落語好き。今の世の中を批判しているのではなく、熱く落語について語っているのである。 まあ癒し系の一冊でしょう。
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『家庭モラル・ハラスメント』
2008-08-01 Fri
家庭モラル
『家庭モラル・ハラスメント』 講談社+α新書 熊谷 早智子 (著)
(お薦め度 現在モラハラを受けている人にとっては9点かな?)
著者はモラルハラスメント被害者同盟のポータルサイトの運営&管理者であり、著者自身19年間夫から精神的暴力を受けた被害者。「非常にやさしそうな夫」と近所で評判な夫ではあるが、家庭内では暴力はふるわないものの、言葉と態度で妻に精神的な暴力をあたえる、典型的なモラハラ夫。 
夫は公務員で給料もよく、いつも6時ぐらいには帰宅する、モラハラさえなければ非常に理想的な夫なのだが。
前半部分は19年間に渡って夫から受けてきた陰湿な虐めの内容であり、ちょっと読むに耐えない内容もあり、少しはしょって読んでしまった。後半は離婚するまでの経緯と離婚方法が記してある。夫自身も子供のころはそのような家庭で育ち、また著者のほうも子供のころは明るい家庭ではなかったようで、母親から「あなたを生まなければよかった」と言われたことが今でもトラウマになっているようだ。
ほんとうにこんなことがあるのか?と思えてしまうような内容だが、夫婦間の問題だけに当事者が公表しなければ第三者には絶対にわからないだろう。
それにしても、よく19年間も我慢してきたものだ、「ご苦労様でした」としか言いようがない。
本書の末尾に付録として、典型的なモラハラ夫の特徴が簡潔にまとめられている。その中の1つとして「自己紹介する」というのがあり、「言葉で相手(妻)を冒涜するというのは、夫自身のことではと思える場合が数多くある、モラ夫はこうして他人(妻)を鏡のように使って自分のイヤな部分をいい表す。」
確かに攻撃的な言葉を機関銃のように吐き出す人は、得てしてこのような面があるのかもしれない。

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