日々の読書記録など
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『キャラ化するニッポン』
2007-10-24 Wed
キャラ化するニッポン

『キャラ化するニッポン』講談社現代新書 相原 博之 (著)
戦後の日本は漫画やアニメなどの影響により、今や大人も子供もキャラクターの虜になっていると著者は言っている。そのキャラクターに精神的なやすらぎ(癒し)を求めているのだと言う。
確かに私の職場の周りでもデスクの周りにキャラクターグッズを飾ったり、電車の中でカバンや携帯にそのようなグッズをぶら下げている人を多く見かけるので著者の言っていることがわからないわけでもない。そのキャラから今の政治や社会問題を眺めている。キャラを信仰する日本人はブログやケータイなどを使った表層的な人間の付き合いしかできなくなったのではないか、そして今はセカンドライフに代表されるようにバーチャルの世界とリアルな世界の区分けができない人間がでてきたのではないかと記している。
今の堕落した政治や多発する犯罪とキャラ化を結びつけているのだが、私は少し論理の飛躍があるすぎるように思えるのだが。
先日知り合いの中国人に聞いたのだが、中国で日本の漫画が読まれているそうで彼も毎週中国で日本の漫画を読んでいるそうです。
そのうち中国もキャラ化するかもしれない、、、
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『君たちに明日はない 』
2007-10-22 Mon
君たちに明日はない

『君たちに明日はない 』垣根 涼介 (著) 新潮文庫
風邪をひいてしまって、ぼ~っとした状態で読んでしまったため、読了後もいまひとつ考えがまとまらない。
主人公は大手企業の人員削減を請け負う小さな会社の社員。リストラ中の会社に赴きその会社の人事に代わって辞職を勧告する。なかなかリアル感がある。
風邪で胃の調子がわるいので、感想はここまで。
こんなに調子が悪いのは久々、今週は朝のジョギングは無理そう。
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『お節介なアメリカ』
2007-10-18 Thu
おせっかいなアメリカ

『お節介なアメリカ』ちくま新書 ノーム・チョムスキー (著)
アメリカで有名な(激)辛口評論家 ノーム・チョムスキーがニューヨク・タイムズ向けに書いたコラムをまとめたもの。9・11以後の論評である。ノーム・チョムスキーは私は知らないけど読む限り日本で言う佐高 信あたりだろうか? とにかくブッシュ政治の批判ばかり。イラン・イラク問題とイスラエル・パレスチナ問題が主な内容。ゆえに同じような内容が目立ち途中まで読むと飽きてしまう。
つまり著者が言いたいのはブッシュはアメリカのほんの一握りの富裕層のための政治しかしていないといったところ。ちなみに民主党になっても同じことがいえると記しているが。
アメリカ人が朝日新聞の社説を読んでいるようなもので、日常その国の政治にふれていないと理解できないところがある。
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『スポーツニュースは恐い』
2007-10-15 Mon
スポーツは恐い

『スポーツニュースは恐い』生活人新書 森田 浩之 (著)
深夜近くに放送されるスポーツ番組、これほど日本人の潜在意識の中にナショナリズムを植えつける恐ろしい番組はないと著者はいっている。逆に言えばスポーツ報道でしか日本人は日本のナショナルアイデンティティを感じ得ないということになるのだろうか?まず最初に何故スポーツニュースは女性の選手を「ちゃん」付けで呼ぶのか?「柔ちゃん」「愛ちゃん」など。そこにはニュース自体が「オヤジ」の視点で報道されていると言っている。スポーツ番組にむりやりツッコミを入れているといわれればそうかもしれないが読んでいてなかなか面白い。
例えばワールドカップの予選ジョホーバルでの日本対イラン戦でアナウンサーが円陣を組んでいる日本代表に対し「彼らは、彼らではありません。彼らは、私たちそのものです。」
私はそのTVを見ていなかったが、聞いていれば「なんだそれ?」ってツッコミたくなる台詞。たぶんそう思うのは私だけではないだろう。
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『民営化で誰が得をするのか』
2007-10-10 Wed
民営化で誰が

『民営化で誰が得をするのか』平凡社新書 石井 陽一 (著)
郵政や道路公団の民営化が決定する前にこのような内容が世間で論議されていれば今の民営化とは少し違ったものになっていたかもしれない。
あの当時は与党、野党とも党利党略が前面に出すぎて冷静な民営化論が報道されていなかったように思う。
この本は過去のJR,JT,NTTの民営化の流れと各国の民営化と日本の民営化の比較を行っている。
民営化自体は自然の流れで目的としては政府の債務の軽減と大幅なリストラによる赤字からの脱却といったところだろう。ただし日本政府の債務が800兆円もあるのだから株式公開による利益ぐらいでは利子程度にしかならない。今現在JRで利益を上げているのは本州のJR東海、東日本、西日本だけであとの北海道などは赤字続きのままで株式公開どころではない。筆者は分社化した民営化は時代にそぐわないし国際的な競争力も低減するのでJRや郵政などは1社にまとめるべきだと言っている。
政治的な意図のないきわめてまともな内容。民営化に興味があればお薦めの1冊であろう。
今後日本で民営化をするとなれば下水道なのかな~?そうなると一気に料金もあがるかも?

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明けの明星と下弦
2007-10-09 Tue
ここ1週間毎日朝4時に起床。やっと空が晴れていたので明けの明星の撮影に挑戦。結果は自分の力量不足を痛感。
金星その2
自宅のベランダから撮影。画面中央の上部の白い点が明けの明星(金星)。
金星その3
画面の上部が下弦の月 その下が金星。
金星その1

とりあえず月。
金星
肉眼でみるとはっきりと三日月型の金星が見えるのだが、、、

次回は火星か土星に挑戦しようかな~ アンドロメダは無理そうだし
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『乱気流』
2007-10-04 Thu
乱気流

『乱気流』(上)(下)高杉 良 (著) 講談社文庫
日本経済新聞社の不祥事を小説化したもの。2003年内部告発により子会社の不正経理が発覚、その後告発者は懲戒解雇に処され会社から名誉毀損で訴えられる。小説ではここまでだが、実際はその後裁判で和解が成立し告発者は職場復帰となっている。日経社は同業他社のない独占的な業界紙であるため自浄能力のないワンマン体制の会社が出来上がってしまったと筆者はいいたいのだろう。
今年、城山三郎が死去し今ではこの高杉良が経済小説家の第一人者であろう。この小説では自分自身をマスコミに影響力のある小説家として登場させている。我田引水、自画自賛みたいなところがあった。
週刊誌の連載小説を文庫にしているためか冗長な文が多くあるように今回は特に思える。
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