日々の読書記録など
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『右翼と左翼』
2007-02-23 Fri
右翼と左翼

『右翼と左翼』幻冬舎新書 浅羽通明(著)
飛行機の翼の右側と左側 のことではありません。
思想や政治などでよく用いられる言葉のことです。語源はフランス革命時代の国会で保守派が右側、革新派が左側に陣取っていたことが由来。フランス革命時代の説明や明治維新から戦前までの日本に於ける右左翼の説明、そして最後に今の日本の現状を説明している「左翼&右翼」の入門書みたいな本です。
ヨーロッパと日本では歴史が違うため、現在の日本ではヨーロッパでの右翼左翼の意味合いとは多少異なるのかもしれません。
今の日本は右傾化していると言われていますが、戦後日本はず~と左寄りに進んできたため少しより戻しがあるのでしょうか? そもそも日本人にはこの右翼左翼自体がなじめないのかもしれません。
極左にしろ極右にしろあまり偏りすぎた政治では『自由』がなくなってしまうことは 過去の歴史からも明らかです。
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『ふたりの証拠』『第三の嘘』
2007-02-20 Tue
二人の証拠

第3の嘘

『ふたりの証拠』『第三の嘘』早川文庫 アゴタ・クリストフ(著)
『悪童日記』の三部作の残り2冊です。これはいっきに三冊読むのがお勧めです。作者自身の戦争体験と考え方がよく表現されているのでは。
『悪童日記』はR15指定みたいな内容だっけど、これは15歳以下でも読んでもいいかも。
「人生は全く無益なものだ、無意味そのものであり、錯誤であり、果てしない苦しみだ、こんなものを発明した・・・・・」 
作者の戦争観が集約されているように思う。
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『下流喰い』
2007-02-14 Wed
下流喰い

『下流喰い』ちくま新書 須田慎一郎(著)
やっとグレーゾーン金利の意味が解った。
「下流」「格差社会」等 国会討論でもよく耳にするが
もう少しましな言葉はないものだろうか、、、、私にはどうも耳障りだ。
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『悪童日記』
2007-02-08 Thu
悪童日記

『悪童日記』早川文庫 アゴタ・クリストフ
非常におもしろいが、非常に残酷。子供には読ませられないかも。
時代や場所などは特定していないが、明らかに東ヨーロッパの第二次世界大戦中のことを子供が書いた日記風の物語。
日本では戦時中の悲惨な物語として『火垂の墓』や『はだしのゲン』等、、涙なくしては読めない作品が有名であるが、この本は涙もなければ笑いもない、でも人間の魂を揺さぶる。
続編の『証拠』『第三の嘘』を読もうと本屋に行ったのだが、なかったので現在取り寄せ中。
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『若者はなぜ3年で辞めるのか?』
2007-02-08 Thu
若者は何故

『若者はなぜ3年で辞めるのか?』光文社新書 城繁幸(著)
読みたい本が書店になかったのでつい買ってしまった本。
本書の中では現在日本の会社の年功序列制度の弊害を多く書いてある。確かに毎年日本経済が成長し続けないかぎりこの制度には無理があるだろう。バブル時まではよかったものの現在の日本経済の混迷状態でこの年功序列制度は破綻してしまっているのでは。しかしいきなり成果主義導入にも無理があるように思う。この本では外資企業の成果主義をいいように書いてはあるが、それはそれで非常に大変でやってられないことは多々ある。社会的にサラリーマンの信用度はこの年功序列制度を基にした勤続年数に他ならない。である以上、政治で社会を変えるしかないのかもしれない。強制的に社会をリセットする、、、、、
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『菊と刀』
2007-02-01 Thu
菊と刀

『菊と刀』講談社学術文庫 ルース・ベネディクト/長谷川松治(訳)
文化人類学からみた日本&日本人の研究書。
終戦直後に出版された本であり、アメリカ人が占領直下の日本人を知るうえで有用されたのではないだろうか。 彼女は一度も日本を訪れたことはないのだが、これほど日本を研究しているのには驚かされる。日本人でも、これほど自国のことを理解していないだろう。
また彼女は終戦後の日本の経済復帰を見とどけることなく亡くなってしまったのだが、最後の章で日本の将来について記しているが 思わず「すごいな~」と唸ってしまう。
前後何十年も経つのにいっこうに古さを感じさせない。現代の日本は社会形態が戦前に比べ様変わりしてしまったが、日本人の性格の基本部分は変わっていないように思う。今でも日本人を知ろうと外国人が思えば、この本は非常に参考になるだろう。ただこの本はアメリカ人(キリスト教)向けに書かれた本であるため、読んでいて難解な部分があり読むのに時間がかかってしまった。結局難解な箇所は飛ばして読んでしまったのだが、非常に興味の湧く本であった。日本人として一度は読んでおくべきかも。
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