日々の読書記録など
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『どろ』
2007-01-19 Fri
どろ

『どろ』小学館文庫 山本甲士(著)
平凡なサラリーマンがちょっとした勘違いから、お隣さんともめてしまう。最初はちょっとしたいたずらで報復するのだが、その報復にたいして反撃されてしまう。報復が報復を呼び徐々に嫌がらせがエスカレートしていく。終いにはもう手のつけられないドロドロの戦争状態。あまり笑えはしないけど次はどのような報復に出るのかついつい先を読みたくなってしまう。小説とはいえ、よくこのような嫌がらせを考えつくもんだと関心してしまう。TVドラマにすればおもしろいのではないだろうか。 7点
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『下流同盟』
2007-01-15 Mon
下流同盟

『下流同盟』三浦展(著)朝日新書
以前に読んだ『下流社会』の続編といった感じ。作者は同じ人。
前回の『下流同盟』は個人のアンケート調査のデータが頻繁に使われており、信憑性に欠けているところもあったように思う。今回は個人レベルではなく社会、地域における下流化現象をルポしている。今回は公の出した資料を基にしているためかなり信憑性は上がったように思う。その中でアメリカのウオールマートを例に挙げている。本書の中ではウオールマート化(郊外のハイパースーパー、日本でいえばイオングループが行っている都市に隣接する車で行く巨大店舗)をファストフードをもじってファスト風土と読んでいる。そのファスト風土化がいかに地域の下流化を促進しているかを挙げている。ウオールマートでは安い賃金で働かせているため、生活補助を受けながら働いている人も多くいるそうな。日本でも同じような非正社員労働者がかなりいそう。
しかし読めば読むほど、日本の将来に不安を感じてしまう。少しは明るい本でも読もう。
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『3時間台で完走するマラソン』
2007-01-11 Thu
3時間台

『3時間台で完走するマラソンまずはウォーキングから』
光文社新書 金哲彦(著)
これからジョギングを始める人やダイエットを考えている人にはとても為になるでしょう。それ以外の人にとっては読む価値はないですが。
誰もがジョギングとかして足腰を痛めた経験があると思いますが、
それぞれの症状についての原因、予防、対策など的確なアドバイスが書かれているのでもし腰痛などで悩んでいる人がいれば一読を。
私も最近仕事が忙しく(勝手に自分で思っている)なまけているので、これを読んで気合を入れなおそうと思って買ってみました。確かにこの本の内容のようにできればサブフォー(4時間以内での完走)は簡単に達成できそう。
読むは易し、やるは難し、、、、、、、、、、、
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『幕末御用盗』
2007-01-10 Wed
幕末御用盗
『幕末御用盗』講談社文庫 津本陽(著)
幕末から明治維新の混乱期の話。幕末といえば坂本竜馬、勝海舟、西郷隆盛、、、その他多くの著名人はいろいろな作者が本にしているが、この小説はその明治維新という偉業の下で犠牲となった無名人を小説にしている。著者自身剣道三段の腕前だけあって剣での斬り合いの描写はよく書かれている。藤沢周平の剣描写は武士の一分のように悲哀を感じさせるが、津本陽のはリアル感が伝わってくる。私は後者のほうが好み。
小説の中で勝海舟こともおもしろく書いてあり、こんどは津本陽の勝海舟を読んでみよう。 総合8点。
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007カジノ・ロワイヤル
2007-01-10 Wed
久々に週末映画館に行ってきたので少し感想を。
私はこの手のアクションものは大好で、前評判もそこそこだったので見る気になりました。
今までの007は必ずハイテク技術を取り入れていたが今回は全くなし、またストーリーが少しややこしいかも。この手の映画は単純明快、勧善懲悪の娯楽に徹するべきだと私は思っている。ジェームスボンド役のダニエル・クレイグは過去の俳優に比べ悪役顔かもしれないけど、そのほうがよいと思う。全体的に楽しめた。ラストシーンのジェームスボンドの一言がなかなか決まっていて、これで映画全体が引き締まったような気がする。
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『そして殺人者は野に放たれる』
2007-01-04 Thu
そして殺人者は野に

『そして殺人者は野に放たれる』日垣隆(著)新潮文庫
本書では現在日本の殺人者の4割が裁判にもならず不起訴になっているという現実。加害者が何らかの精神障害(心神喪失、心神耗弱など)がある場合、起訴までももっていけず被害者は泣き寝入りの状態、殺人者は1年も経たずして病院を退院し、そして同じような犯罪を繰り返してしまう。
筆者自身が精神障害の兄を抱え、また弟は(原因は書かれていないが)殺害されてしまっている。明治以来これらに関する法律は一度も改定されおらず時代にそぐわないものになっており国会議員の怠慢であると記している。私も深く同感。少なくともアルコール依存や不法薬物の依存症があるからといって、それを精神障害の対象にして刑が減刑される日本の法律はどこかおかしい。最近では飲酒運転による交通事故も厳罰に処するようになってきたので、この問題もやはり法律を変えていかなくてはいけないのではないだろうか。
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