日々の読書記録など
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『僕たちの戦争』
2006-08-31 Thu
僕たちの戦争

『僕たちの戦争』 萩原浩 著 双葉社文庫
この作者にしては珍しく笑える部分が少ないです。主人公が2人の話。一人は1940年代の戦争最中、もう一人は現代に生きるフリーター。あるきっかけで両者が各々の時代にタイムスリップしてしまう。しかしこの両者名前は違えどホクロの数まで同じうり二つの容姿。本人はタイムスリップしたことに気づくが周りの人々は記憶喪失になったのばかりと思っている。現代から戦争時代へとタイムスリップしてしまった主人公は特攻隊要員として生きていかねばならない、、、
ラストは読者の想像におまかせ っといった感じで、これもこの作者にしては珍しいです。 この物語はTBSで9月のTV放送するそうです。
私としてはもう少し笑える内容を期待していましたが、それなり面白いです。作者の戦争感と現代の平和ボケしてしまった日本感が伺える内容でした。
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『「関係の空気」「場の空気」』
2006-08-24 Thu
関係の空気

『「関係の空気」「場の空気」』 講談社現代新書 冷泉彰彦 著

最近は日本語ブームなのか日本語に関する本が書店でよく見かけますが
これもその本の部類に属するのでしょう。
著者は、バブル崩壊後いまだ閉塞感から脱しきれない日本は、この日本語に問題があるといっています。
一対一 または 一対多数 の会話に中にも 現代人は語彙の不足などによりその会話の間が保てない状況がある、『場の空気が欠乏している』と言っています。
また脆弱な人間関係により起きてしまう凄惨な事件も日本語が窒息しているかだと言っています。
そこで著者は会話を「です・ます」会話に戻すべきだと提言しています。

確かに日常の生活でも、電話でいきなりタメ口で話す人、フレンドリーに話かけてくる店員、外で道を尋ねてぶっきらぼうに返答する人、まあ考えてみればそこらじゅう空気が不足しているのかもしれません。
みのもんたが毎日視聴者に向かいタメ口で話しかけてみたりしていてフレンドリーな感じで好意的に受け取られているのでしょうが、、、、
しかしたまに威圧的に聞こえてしまうときがあります。そんなとき私はTVに向かって「おおきなお世話だ!」と思わず言ってしまいます。最近はNHKも軟弱になったような気もします、私だけがそう思っているのでしょうが。
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『自分を棚にあげて平気でものを言う人』
2006-08-22 Tue
自分

『自分を棚にあげて平気でものを言う人』 祥伝社 斉藤勇 著

まさに私の事!
殆どの人は程度の差はあれこのような事があると思われますが、確かに自分の事は置いといて、物事を言っていかないと周りも理解してくれないしまた自分自身もストレスが溜まり社会生活の中で生きていけないのかもしれません。
私も最近思うことに、ここ10年くらい社会環境が変化し、職場でもリストラが頻繁に行われる状況の中、自分自身もいつ職を失うかわからない確固たる基盤のない環境下ではこのように自分を棚に上げる人が多くなったような気がします。
(こんなことを思うこと自体が歳なのかもしれないが、、、)
つまり現代は『阿吽の呼吸』という言葉が死語になりつつあるという事なのかもしれません。

この本はそのような『自分を棚にあげる』潜在意識にあるものを見つめ
いかにそれを克服してストレスを少なく社会の中で生きていくかを書いた自己啓発の本です。つまり自分勝手なとこを少なく、いかに周りとうまくやっていくか ってことみたいです。
タイトルこそ違え、この手の本は書店で多くあるので新鮮味には欠けますが、私自信仕事が忙しくなると周りの人が見えなくなるときがあるのでたまにはこのような本を読んで反省しています。
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『ながい坂』
2006-08-20 Sun
ながい坂(下)

『ながい坂(上、下)』山本周五郎 著 新潮文庫
最近仕事が忙しく、ジョギングもできない状態でお腹の周りに脂肪が付き始めました。通勤電車の中で本を読んでいてもつり革につかまりながら寝てしまったりしています。その中でのこの山本周五郎の長編小説、読み終わるのに3週間もかかってしまいました。
下級武士が幼少時代にうけた差別をバネに、文武に励み艱難辛苦しながら家老職まで昇って行く主人公を中心に書いた物語。今でいえば貧しい家庭の子供が大きな会社の取締役までになるようなものでしょう。物語も面白いですが、この主人公を通して著者の人生論が色濃くでています。例えば、主人公が弟を諭す時に「人間いちばん大切なのは逆境に立ったときだ、借銭なので一時を凌ぐ癖がついたら、とうてい逆境から抜け出ることはできない、どんなに苦しくとも自分の力できるぬけてこそ立ち直れるものだ」などです。他にも、「なるほど~」と思うような言葉が多くあります。物語の設定は江戸時代だということはわかりますが、司馬遼太郎とは違い、時代も地域もはっきりしない設定ですが、それなりに楽しめます。
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『ツキを呼ぶ魔法の言葉』
2006-08-02 Wed
つきを呼ぶ

『ツキを呼ぶ魔法の言葉』
知人に「今仕事で疲れている」と話したら、この本を貸してくれました。約30ページぐらいの小冊子で帰りの電車の中で読みました。
たぶん何かの講演会で買った本で、自費出版なのか書店では購入はできないのかもしれません。
著者が26歳のときにイスラエルに旅行にいったとき、そこで知り合った老婆に教えられた魔法の言葉から著者の人生が好転したことを書いています。簡単に内容は書いていますし特別なことを書いているわけではないのですが、ストレス満杯状態が解消されます。人生の基本を書いた本です。
この本のおかげで少なくとも今日は爽快に頑張れる気持ちで仕事ができます。
宗教とか全く関係のない、ごく普通に読める本です。 10点
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