日々の読書記録など
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『残業税』 
2017-06-28 Wed
残業税

『残業税』  光文社文庫 小前 亮 (著)  ★★★☆☆

財政の立て直しと過剰労働の防止を目的に、政府は法人税の引き下げと引き換えに新たに労使折半で支払う残業税を導入する。
その残業税の脱税を取り締まるため、残業税務調査官がブラック企業にたいして抜き打ち調査を行う内容。
残業税が導入される経緯を論理破たんもなく良く説明しているので、いかにも実際に残業税なるものがありそうに思えてる。
実際にこの残業税は財政再建として一考に値するかもしれない。
笑える箇所はないが、「残業税」という架空の話しにしては、けっこうリアル感がある。
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『若冲』
2017-06-22 Thu
若冲

『若冲』 文春文庫 澤田 瞳子 (著)  ★★★☆☆

山本兼一(著)の狩野永徳を描いた「花鳥の夢」、安部 龍太郎 (著)の長谷川等伯を描いた「等伯」そしてこの伊藤若冲の生涯を描いた小説。
読み比べて「花鳥の夢」や「等伯」のほうが、やや面白いかな、それに読みやすかった。
小説の中では義弟をライバルにしたてて小説にしているが、同じ年代に生きた永徳と等伯のしのぎを削る戦いのほうが小説として迫力があったと思う。
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『アキラとあきら』
2017-06-18 Sun
アキラとあきら

『アキラとあきら』 徳間文庫 池井戸潤 (著)  ★★★★☆

10年以上前に雑誌に掲載されたいた小説を単庫本にすることなく文庫化したようだ。
破産した零細企業で育ったアキラと大企業の御曹司として育ったあきらは、同じ大手銀行に就職しお互いに頭角を現す。
しかし父親の死後、倒産の危機に瀕するあきらの会社から、「社長になってくれ」とあきらは会社から請われる。
銀行を辞め会社を立て直すために社長になったあきら、その再建を銀行側からバックアップしようとするアキラの物語。
700ページに近い長編小説だが、いっきに読めた。
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『水滸伝 6 風塵の章』 
2017-06-13 Tue
水滸伝6

『水滸伝 6 風塵の章』 集英社文庫 北方 謙三 (著)  ★★★☆☆

北の地に向かった花和尚魯智深は、捕えられ牢に繋がれが、自ら片腕を切断して命からがら戻って来る。そして名前を魯達に変え、官の将軍である秦明を説得して梁山泊に招き入れる。
そして秦明は亡くなった楊志のあとを引き継ぐ。 難を逃れた宋江は旅の途中で二人を仲間に引き入れるが、またもや王和が率いる闇の軍団に追い詰められてしまう。
まだ全巻の3分の1にも達していない、まだまだ先は長いな~
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『水滸伝 5 玄武の章』
2017-06-08 Thu
水滸伝5

『水滸伝 5 玄武の章』 集英社文庫 北方 謙三 (著)  ★★★★☆

宋江の居場所が発覚してしまい、一万の官軍に包囲された宋江は中洲に作っておいた砦へ逃げ込み、梁山泊からの援護をまつ。
そして青蓮寺の李富により官側の間諜となった馬桂は、ついに楊志の居場所を突き止める。青蓮寺の王和が率いる闇の軍団と戦い楊志は壮絶な最期を遂げ、
息子の楊令のみ生き残る。さらに官軍は楊志のいなくなった二竜山と桃花山を攻め、石秀、周通も戦死してしまう。
完全な北方流のハードボイルド水滸伝になっている。もう原作とはまったく違う内容だろう。
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