
『民意のつくられかた』 岩波書店 斎藤 貴男 (著)
原子力発電、事業仕分け、道路建設、オリンピック招致、地方選挙、捕鯨問題 などニュースでよく取り上げられ
よく聞く言葉で「民意」とあるが、政治家が使う「民意」や世論調査での「民意」など
その「民意」のはどこで誰が作ったのか?その土台となるものは何なのかを考えている。
私の思っていた内容とは少し異なったようで、解るよな解らないような、著者の言いたい「民意」がはっきりとは見えてこなかった。
たぶん 民意とは 利害の絡む関係者が意図的に作りだしているのでは? ということかな。
先日ニュースで津波によるゴミの処理について、各地方の自治体にごみ処理を負担することについて、
世論調査では70%以上の人が賛成だということであるが、現実は放射能を恐れ自治体に苦情の電話があり断念している。
これも少数意見だろうがこれも「民意」。でも世の中少数意見のほうが優先されることが多々あるのだ。
「民意」とは利用のしかたによっては便利な言葉なのだ。